月、天使突抜、おもちゃのまち。本当にある日本の珍地名 志布志の日|4月24日
4月24日は「志布志の日」です。2006年1月に志布志町、松山町、有明町の3町が合併して志布志市が誕生した際に、「志(4)布(2)四(4)」の語呂合わせから制定されました。 鹿児島県東部の大隅半島の付け根の部分にあり、宮崎県と接しています。特産品はうなぎ。 また「志布志」は珍地名としても有名で、志布志市役所志布志支所の住所は「志布志市志布志町志布志二丁目1番1号」と、「シ」の音が並び、声に出して読むとまるで早口言葉のようです。 ちなみに市役所の前には、かつて「こちらは、志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所です。」と書かれた看板が設置され名物スポットとなっていたのですが、移転により残念ながら撤去されてしまったそうです。 珍地名といえば、日本各地には次のように興味を引くものがたくさんあります。 おもちゃのまち(栃木県下都賀郡壬生町) 月(つき/浜松市天竜区) 天使突抜(てんしつきぬけ/京都市下京区) 池田町サラダ(いけだちょうサラダ/徳島県三好市) 浮気町(ふけちょう/滋賀県守山市) 酢(す/滋賀県長浜市) 海外町(かいとちょう/神奈川県三浦市) 昼飯町(ひるいちょう/岐阜県大垣市) 「おもちゃのまち」は、おもちゃ工場の団地があったことから、住民が使っていた呼称がそのまま駅名に採用され、その後に正式な地名となりました。 浜松市の「月」は、天竜川の船明ダム湖にも面しており、こちらに向かう県道360号線には「月 3km」の標識も立っていて、不思議な感じに襲われます。 「昼飯町」とか「酢」とか「池田町サラダ」とか食欲をそそる地名も。極め付けは、京都市下京区にある「天使突抜」で、場所柄なんとなく物語を感じさせる地名でもあります。
Forbes JAPAN 編集部