円谷プロ公認! 小沢健二、新曲「ウルトラマン・ゼンブ」を3月9日にリリース
■「ウルトラマン・ゼンブ」は、小沢健二の次男(4歳)による“すべてのウルトラマンの美徳や必殺技を『ゼンブ』兼ね備えた歴代最強最高のウルトラマン” 小沢健二が、2019年より企画していた日本武道館アリーナライブについて、新型コロナの感染拡大状況を受けて中止を決定。その代わりとして、3月9日から3ヵ月連続シングルリリースを行うことを発表した。 【画像】日本武道館アリーナライブ中止決定&3ヵ月連続シングルリリース決定、告知画像 なお、小沢健二が3ヵ月連続でシングルをリリースするのは、1995年1月~3月の「カローラIIにのって」「強い気持ち・強い愛」「ドアをノックするのは誰だ?」のヒットチューン以来、実に26年ぶりのこととなる。 シングル第1弾は「ウルトラマン・ゼンブ」。この「ウルトラマン・ゼンブ」とは小沢健二の次男(4歳)による「すべてのウルトラマンの美徳や必殺技を『ゼンブ』兼ね備えた歴代最強最高のウルトラマン」という意味の造語だという(あの円谷プロからの協力を得て、曲のタイトルに決定したとのこと!)。 アップテンポのこの曲は、幼い子どもの無敵の万能感、何かを得て何かを失いながら成長していく時間、大人になり味わう焦燥感、限界を知った上で乗り越える疾走感、3分間で終わらない変身、そんな「ゼンブ」が詰まった、期待を軽々と超えてゆくホットな楽曲となっている。「カラータイマーが点滅してからが勝負の時だ」の歌詞で始まる、ひとつの完成された小説のような1曲だ。 コロナの状況下で、東京に暮らすひとりの人間として、またアメリカにも多数の友人を持つ人間として、この1年間、ファンと同じように小沢健二もまた、世の流れに翻弄されながらも日々を送り、曲を書いてきた。それらゼンブが詰まった3ヵ月連続のシングルリリース。 これら、コロナ禍の中で書かれた新しい曲をファンの前で演奏し、その瞬間に初めて世に出して共有したいというのが小沢健二本人の強い希望だったというが、ファンやスタッフを健康リスクにさらしてまでそれは「行わない」という判断を下したいま、届けたいものを届けたい相手に届けるための方法がこれなのだ。 武道館公演予定日だった3月9日に発売される第1弾「ウルトラマン・ゼンブ」、それぞれの場所で爆音で鳴らして聴きたい。 【武道館中止決定詳細】 いつもアーティスト・小沢健二を応援していただきまして誠にありがとうございます。 3月9日の日本武道館で予定しておりましたコンサート『aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena』に関しまして、新型コロナウイルスの感染拡大状況を日々確認しながら、開催の可否について検討して参りましたが、このたび公演中止という結論に至りました。 本公演は観客数も大幅に減らし、消毒・換気・電子チケット導入など感染対策を徹底、国や東京都のガイドラインをクリアした内容ではございますが、楽しみにしてくださっているお客さまには「移動」という感染リスクがあり、またスタジオでのリハーサル期間中はスタッフとその家族に健康上のリスクがあるのは事実です。 現況においては、そのリスクは非常に高いとの判断で、中止という苦渋の判断に至りました。開催を心待ちにしてくださっていた皆様には、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。 発売分のチケットの払い戻しにつきましては、別途ローソンチケットより発表を行い、またお客様には個別にご連絡を差し上げます。 小沢健二 コメント 3、4、5月と、3ヵ月連続でシングルをリリースします。どの新音源も、アリーナ公演中止の無念さを叩きこんで、アツアツに仕上げます。状況に合わせて、その時々の創作をするしかないです。3月9日、無念ですが武道館ではなく、それぞれの場所で、「ウルトラマン・ゼンブ」を爆音で聴きたいです。そして4月も、5月も。困難の中、一瞬でも、Tower of Good! (絵文字の「いいね」が積み上がっているような、「良いの塔」。「ウルトラマン・ゼンブ」と同じく、次男4歳の造語です)な時間を。 リリース情報 2021.03.09 ON SALE SINGLE「ウルトラマン・ゼンブ」
エムオン・エンタテインメント