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感染症収束後の中国、消費が徐々に回復 レストランや小売店に活気

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CNS(China News Service)

【CNS】国際金融大手企業・富達国際(Fidelity International)の株式部門グローバル研究担当のネッド・サルター(Ned Salter)氏は3月31日、中国の消費者支出が全体的に回復傾向にあり、レストランやショッピングモールが活気づいていると語った。「中国は新型コロナウイルス感染症の拡大を最初にコントロールできた国だ。中国市場の消費回復の動きは今後、各国で流行がピークを越えた時の状況を予測する一定の指標となるだろう」と述べた。  サルター氏によると、中国の主要都市のレストランは半数以上が営業を再開している一方、大半はまだ営業時間を短縮しているという。多くの消費者は感染リスクを減らすためにテークアウトを好み、ファストフードチェーンは一般のレストランより客が多い。 「ほとんどの大型レストランの売上高は、通常の40%から50%という状態にある。完全な回復にはまだ数か月かかるだろう。感染症克服の見通しについて、消費者はまだまだ楽観的ではない」とサルター氏はみている。  中国の小売市場については「若い消費者の購入を中心に、中国全土のショッピングモールの売り上げは徐々に回復している。80%超の店舗が営業を再開したと推定されるが、1日あたりの平均売り上げは昨年3月と比べて約40%減という状況」と話す。  また、スーパーマーケットの売り上げが大幅に増加したことを指摘。感染症が爆発的に流行した時期、自宅待機を強いられた消費者が生活必需品を確保するため店舗に殺到し、スーパー業界は「最大の勝者」となった。サルター氏は「逆に生活必需品でない産業は大きな打撃を受けた。産業は正常に戻りつつあるが、消費者の心理が通常に戻るにはまだ時間がかかるだろう」と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

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