ナダル、ジョコビッチの入国問題に意見「唯一明確なことはワクチン接種すればプレーできる」【テニス】
ナダル、ワクチン接種受けないなら「いくつかの問題が発生するだけ」
1月6日、世界ランク6位のラファエル・ナダル(スペイン)は、オーストラリアに入国できないジョコビッチについて、「ワクチン接種すればプレーできるということは明確」と自身の考えを述べた。 【動画】5ヵ月ぶりのツアー復帰でシングルス勝利を飾ったナダル 今シーズン開幕戦のひとつである「メルボルン・サマー・セット」(オーストラリア・メルボルン/ATP250)に出場中のナダル。6日に行われた試合後の会見で、オーストラリアに入国に際して必要な書類を提示できず、入国ビザを取り消されたジョコビッチについての質問を受けた。 詳細がわからないため明確な意見を述べることができないとしながらも、多くの人々がこの2年間で大変な思いをしてきたとし、「オーストラリアの人々がこのことに不満を持つのは当然のこと」と回答。 続けて「僕の立場から言えるのは、医学に詳しい人たちの言うことを信じることだけだ。僕はコロナ陽性になったし、2度のワクチン接種も受けた。そうすれば、ここでプレーするのに何の問題もない。これが唯一明確なことだ。それ以外のことは、何も情報がないのに意見は言えない」と自身の考えを示した。 だが、ワクチン接種を勧めているというわけではなく、「ルールがあるからワクチンを受けたくない場合は、いくつかの問題が発生することになるだけ」だとコメント。ジョコビッチが置かれている状況に同情しつつも、「彼は何ヵ月も前からこの状況になることをわかっていて、自分で決断した」とした。
Tennis Classic 編集部