ご飯が最高に旨い! 神田のビジネスマンが行列する弁当屋『俵屋』に行ってきた
ランチ激戦区でもある神田駅エリアで、昼に行列ができるお弁当屋さんがあると聞き、向かったのは『お米屋の弁当 俵屋』。神田・日本橋に4店舗、他に台東区台東、足立区花畑、北松戸などにあるお弁当の店です。 その中の一つ、JR神田駅から徒歩3分ほどの場所にある神田富山町店に行ってみると、オープンしてすぐの11時からお客さんがひっきりなしに入ってきます。見た感じ、常連さんが多いのかな? おそらく近所の会社に勤めるサラリーマンらしき人や、近くの大学や専門学校に通っている学生らしき人など、ほぼ悩まずにお弁当をパッと手に取り、会計して店を出て行きます。買う側もお店の人も無駄な動きが少ないのはなぜ?
「うちはね、お弁当のどれもが300円または400円なので、元々小銭を用意してくる人が多いんですよ」と笑顔で語るスタッフさん。「前は全商品が300円だったので、その時はもっと早かったですよ。たまに1万円出してくる人がいたら、他のお客さんが『何やってんだ~』って声かけてたりね(笑)」。キリのいい金額でお釣りのやり取りがほとんどないことが、回転率? の良い理由の一つなんですね。 現在300円で販売しているのは「のり弁当」「唐揚げ弁当」「唐揚げタルタル弁当」「おにぎり弁当」の4種類、400円は日替わり弁当A・Bに、「さけ弁当」「さば弁当」「焼肉弁当」。もちろんすべて税込。この中で、気になるお弁当を3つ紹介します。
海苔&おかかゴハンが美味しくてハマる!「のり弁」300円
まずはお弁当といえば、の代表格「のり弁」。白身魚のフライ、ちくわの磯辺揚げの他に、コロッケ1/2、きんぴら、大根の桜漬け、そして海苔&おかかゴハン。タルタルソースと白身魚のフライ用のソースも入っています。 一般的な「のり弁」より、コロッケがある分、おかずが多い気がする? 得した気分になれますが、実はこのお弁当、海苔&おかかのゴハン部分が衝撃の美味しさ。砂糖醤油で煮たおかかが、しっとり海苔と相まって、ゴハンの美味しさをぐわっと広げています。「おかかは炊いたのをそのままのせるのではなく、食べやすくフードプロセッサーでカットしてからゴハンにのせているんですよ」と広報担当の米田さん。美味しいおかかおにぎりのゴハン部分と、いろんなおかず部分がある感じ、と言ってもいいかも。このゴハン、2倍あってもいい! 「朝6時から開いている北松戸店や朝8時からやっている鍛冶町店などでは、朝ごはんにのり弁、昼ご飯に別のお弁当と、朝まとめて2つ買っていくお客様も多いですね」。なるほど。小腹が空いた時用に「のり弁」を買っておくのももいいかも。