花が開き始め、来園者を楽しませているツバキ＝16日午後、宮崎市・阿波岐原森林公園市民の森

　宮崎県内は16日、高気圧に覆われて全域で晴れ、最高気温は日向市で20・8度、日南市油津で20・5度となり、3月上旬から4月中旬並みの陽気となった。 　宮崎地方気象台によると、西都市20・4度、延岡市古江20度、宮崎市19・9度などで、各地で平年を4～8度上回った。 　宮崎市・阿波岐原森林公園市民の森では、新型コロナウイルス感染予防のためマスクを着けた子どもたちがボール遊びを楽しみ、花が開き始めたツバキの写真を撮る家族連れの姿もあった。家族3人で訪れた同市本郷1丁目、会社員高村怜さん（34）は「日差しが暖かく絶好の散歩日和。久しぶりに外で遊んだので子どもも喜んでいた」と話した。 　同気象台によると、17日は冬型の気圧配置となり、全域でおおむね晴れるが、最高気温は5～12度と平年並みに下がる見込み。