東北道「浦和ICの大改造」ついに“最後のランプ”建設へ 並行ランプを通行止め 側道利用者は注意!
真下の東北道に行けない!浦和IC改良が佳境へ
埼玉県越谷市とさいたま市を東西に結ぶ国道463号「越谷浦和バイパス」と、東北道の浦和ICをつなぐランプの新設工事が、新たな段階へ入ります。さいたま市南部建設事務所が2025年1月から、“最後のランプ”建設のため、一部のランプを通行止めする予定です。 【え、あのランプ使えなくなるの!?】「最後のランプ」建設のための通行止め(地図/写真) 「浦和越谷バイパス」は浦和ICのすぐ近くで東北道と、その側道である国道122号を「鶴巻陸橋」でまたいでいますが、両路線を直結するランプがほとんどなく、迂回が必要なことから周辺で慢性的な渋滞が発生していました。 このため直結ランプを順次建設していく「鶴巻ランプ」の事業が進められ、2023年11月、浦和IC上り線出口・国道122号南行きと、浦和越谷バイパスの浦和駅方面を結ぶ「G・Iランプ」が開通。現在は歩道部の建設も進んでいます。 そして、未だ影も形もない状態なのが、浦和越谷バイパスの越谷方面と、浦和ICの下り線入口を直結する「Fランプ」です。この工事がいよいよ本格化します。 現在、この方向で東北道を利用するには、陸橋西側の交差点で右折し、南へ回り込んで国道122号を少し北上して浦和ICに入る必要があります。 Fランプの建設に伴い、陸橋西側の交差点から国道122号の北行きにのみ入れる「Aランプ」が、1月から通行止めとなります。122号の利用者も、浦和IC利用者と同じように南へ回り込む必要が出てきます。 FランプはAランプの途中で分岐し、国道122号をまたぎ越し、浦和ICへ直結する橋梁となります。浦和駅方面から東北道を利用する際の面倒な迂回が解消されます。 ちなみに、越谷浦和バイパスの浦和駅方面は「新見沼大橋有料道路」となっていますが、ここは2026年度の無料化が予定されています。この無料化とFランプの建設によって、越谷浦和バイパスは“本領発揮”と言える状態になるかもしれません。
乗りものニュース編集部