京都で過去最大のロマンス詐欺被害 79歳会社役員男性、計1億5900万円だまし取られる
京都府警西京署は10日、京都市西京区の会社役員男性(79)が、交流サイト(SNS)で投資話を持ちかけられ、1億5950万円をだまし取られたと発表した。ロマンス詐欺事件として捜査している。京都府警によると、ロマンス詐欺の被害額として府内で過去最大だという。 【画像】特殊詐欺の「投資勧誘LINEグループ」に参加してみた 西京署によると、男性は3月20日ごろ、ビジネス向けのSNS「LinkedIn」を通じて外国人女性を名乗る人物と知り合い、私的なやりとりを約3カ月続けた後、投資コンサルタントを紹介され、金に投資する取引サイトに案内された。 7月1日に指定された口座に5万円を振り込むと、サイト上では利益が出ているように表示されたことから、10月9日までに計約40回入金を続けた。その後、「引き出すには保証金が必要」と求められて追加で送金したが、出金できなかったため、同署に相談して詐欺が発覚したという。