【決め手は“パンツを脱いで”から!?】結婚するならちょうどいい人と大好きなクズ男、どっちがいい?
今回植松さんにアドバイスしてもらうのは、大人ならではの恋愛お悩みに。ぜひ人生の参考に! 恋愛コラムニスト・神崎メリ監修「愛され力」診断
教えてくれたのは……植松晃士さん
ファッションプロデューサー 辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!
お悩み:結婚するにはちょうどいい人とクズ男。30歳で選ぶなら前者ですよね?
彼氏がいなくて焦って始めたマッチングアプリで出会った彼に告白されました。まぁまぁ好きレベルですが、真っ当で優しい人。ただ私の心は体の関係を持っても付き合おうとしないクズ男にあり、前へ進めません。 ペンネーム:とっくりさん(30歳・会社員)
常連M 真っ当で優しい彼とは健全なデートしかしてないんだって。 植松さん なるほど。まずね、真っ当な彼と、パンツを脱いでから考えてみてください。今、決めることではありません。 常連M いきなり、冷静に大胆なアドバイス(笑)。 植松さん だって、その瞬間に「やっぱり違う」と思うかもしれないし、「意外といいかも」になる可能性もある。恋は刺激的なものだし、盛り上がったほうがいいと思うけど、目指しているのは結婚でしょ? 刺激は必要ないし、生理的に嫌でなければ十分に幸せになれるから。街を歩いている素敵なご夫婦や楽しそうな子連れファミリーのスタートだって、「この人しかいないわ!」から始まったとも限らないのが現実。 常連M 恋愛と結婚は違うと考えて、相手を選択して、幸せになっている人もたくさんいるもんね。 植松さん そうなの。大好きでウキウキして結婚したのに、日々暮らしてみるとボロが見えまくって「違った……」と思うより、ゼロもしくは少しマイナスから始まったほうがいい気がする。そうしたら結婚後は、プラスしかないじゃない? 常連M うん。大事なのは、生理的に嫌かそうじゃないか、ですよね。 植松さん そう、これはパンツを脱がなくちゃわからないし、そうすることで自分自身も相手も変わるから、そこからが第二章の始まりよ。脱ぐことを「はしたない」と思っているかもしれないけど、その彼は信用できるわけだし、とっくりさんも付き合っている人はいないわけだし、昭和の中期でもないんだから、なんの問題もないわ。この段階で「パンツ脱ぎ」に対して縛りを設けてると、いろんなことを後悔する気がする。 常連M クズ男に対しての想いは? 植松さん ぜひ、あくまでも恋愛のひと枠と気楽にとらえて。自由な恋愛ができるのは今のうちよ。早くも勝手に妄想して悩んでいるみたいだけど、妄想は死ぬまでいくらでもできるし、ある程度大人になったら妄想しかできなくなるんだから(笑)。自由な今、実践しておいて。 撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美 Edited by 松本 薫
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