“不倫ですが何か?” 広末涼子に斉藤由貴、篠原涼子…不倫をはねのける“鋼メンタル”な女優たち
度重なる不倫報道でも最前線で活躍し続ける
同じ'80年代アイドルでも、斉藤由貴(58)のケースはまた違う。'91年に尾崎豊さん、'93年には川崎麻世との不倫が発覚。'94年に一般男性と結婚し、3人の子を授かるも、'17年にかかりつけの開業医との不倫がスクープされる。キス写真や彼女の下着を頭にかぶる医師の写真も流出し、なんとも生々しい。しかし度重なるスキャンダルもなんのその、仕事は途切れず女優の道を突き進む。 「彼女の場合、スキャンダルのイメージも含めて全部仕事にしていくような、女優の業みたいなものがある。ある意味肝が据わっています」 医師との関係は長らく続き、昨年11月には斉藤が医師のクリニックの前で泣き叫び、警察が出動するという騒ぎを起こす。だがそれも、またかといった感があり、イメージダウンにはつながらず。 「そういうキャラだからもう仕方ないと認識されている。そういう女優だと認めさせた。いわば不倫が芸の肥やしになっているのを感じます」 不倫をステップにしたのが篠原涼子(51)。 '01年、24歳上の市村正親と不倫、略奪婚したと報じられた。その後、女優として大きな飛躍を果たす。 「ミュージカル俳優として一流の男と結婚して、そんな男に認められた女というイメージを獲得した。小室ファミリーとしてヒット曲も出したけれど、一発屋で終わってもおかしくなかった。それは市村さんとの出会いが大きいです」 市村との間に2児をもうけるも、'21年に離婚。その原因として、韓国のダンス&ボーカルグループ『SUPERNOVA』のグァンスとの不倫疑惑が報じられた。しかし騒動は続かず、いつしか下火に……。 「グァンスとの仲も離婚後にそんなことも原因だったんじゃないかといわれた程度で済んだ。市村さんと泥沼になってないのも不倫の印象を遠ざけました」 昨年はドラマ『ハイエナ』、今年は『イップス』に主演し、順調に見えるが、 「出続けているけれど、意味合いが変わってきている。市村さんのおかげで女優としての格が上がったものの、離婚したことにより、その格ってどうだったんだという見直しが始まっている。彼女のピークは30代前半で、『ハケンの品格』のあたりまで。相変わらず威勢のいい女という似たパターンの役をやっているけれど、もうその需要はないのでは」