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棚田に引かれる。山肌に並ぶ大小の田を見ると…

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西日本新聞

コラム【デスク日記】

 棚田に引かれる。山肌に並ぶ大小の田を見ると心が和む。佐賀県小城市の江里山の棚田、山口県長門市の東後畑(ひがしうしろばた)棚田など、任地の近くにあると必ず足を運んだ。今勤務している福岡県うきは市にもつづら棚田があり、家族を連れて出掛けることも多い。 【写真】福岡県東峰村の棚田米と地元の野菜などを使った「棚田ランチ」  その棚田も高齢化、過疎化で担い手不足が進み、耕作放棄地も増えている。つづら棚田では、行政も一枚かんでオーナー制を作り、都市住民に田植えや収穫体験をしてもらったり、催しを開いたりと、保全活動に取り組む。  先日開かれたオーナー対象の収穫祭には、多くの子どもたちが参加していた。「米は日本の主食。子どもたちに口に入るまでの過程を知ってほしい」。所有者の言葉に、先祖代々の土地や景観を守るだけでなく、食文化を守るためとの強い意志も感じた。  棚田から癒やしをもらうばかりではなく、守るために自らも動かなければと思っている。 (渋田祐一)

西日本新聞

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