おとな買いを経験したことある? かける金額は品物によって違いが
財力を使って大きな買い物をする、自分へのご褒美として思い切りぜいたくをする──などの行動を「おとな買い」というが、どれくらいの人が経験したことがあるだろうか? セゾン自動車火災保険(東京)は、自社が提供する保険商品「おとなの自動車保険」にちなんで、「おとな買い」をテーマに調査を行った。調査対象は全国の20歳以上の男女1091人(男性550人、女性541人)で、調査期間は7月3日~7月9日。 最初に、「おとな買い」をしたことがあるか尋ねると、「はい」と答えた人は70%。本当は買いたい・経験してみたいが、金銭的な問題で実現できないもの、「おとな買い」を検討中のものがあるかと聞いてみると、56.0%と半数を超える人が「ある」と答え、「おとな買い」の予備軍になっている。 他方、これまでおとな買いをしたことがある品では「洋服」が1位で全体の32.3%となったのに続き、「漫画」が32.2%と僅差の第2位に。「おとな買い」にかけた最高金額は「5万円未満」が38.1%と最も多かったが、「5万円以上10万円未満」が20.4%、「10万円以上20万円未満」が13.0%、「20万円以上50万円未満」が9.8%、「50万円以上」が13.4%と、回答が分散する結果に。 品物別に見ると、「洋服」の購入にかけた金額は「5万円未満」が38.0%と一番多かったものの、「5万円以上10万円未満」が28.7%、「10万円以上20万円未満」が16.7%、「20万円以上」が12.1%と、衣料費にかける金額は奮発して投資する人が多いようだ。対して「漫画」は「5万円未満」が61.5%と一番多く、過半数の人が5万円以内でおさまったという結果になった。好きな漫画のシリーズを一度に全巻購入するのは、比較的リーズナブルに「おとな買い」の醍醐味を味わえるのかもしれない。 これまで実際に「おとな買い」したものを年代別に見ていくと、20代~30代で最も多い回答は「推しグッズ(キャラクター・アイドルなど)」、40代では「漫画」という結果に。一方、50代~60代ではそれぞれ「時計」や「バッグ」、「アクセサリー」や「靴」といった服飾品を答えた人の割合が多く、50~60代はおしゃれにお金をかける人が多いように見える。 子供のころ夢見た「欲しいものを欲しいだけ」買う「おとな買い」はまさに働くおとなの特権であり醍醐味。大きな金額をかけずとも、「おとなライフ」を楽しんでいきたいものだ。