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観光地、人出回復の兆し

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北國新聞社

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言が全面解除されてから初の週末を迎えた30日、石川県内の駅や観光地は先週より人出が増え、にぎわい回復の兆しを見せた。宣言解除を機に県外から訪れた観光客の姿もあり、「まだ油断はできない」と感染を警戒しながらも、自粛明けの休日を伸び伸びと楽しんだ。

 金沢駅では、土産物やキャリーケースを手に構内を歩く人の姿が見られた。北陸新幹線の改札口の駅員は、利用者はまだ少ないが、回復傾向にあるとし「ビジネスマンが増えた印象だ」と話した。

 孫に会うため北陸新幹線「かがやき」で、東京から金沢を訪れた小島栄子さん(75)は「まだ日常が戻ったとは言えないが、孫や美しい金沢の街並みを見に来られるのがうれしい」と笑顔を見せた。

 金沢市の近江町市場は地元客や観光客でにぎわい、昼前には道路を真っすぐ歩けないほどの混雑となった。鮮魚店の店員は「とても人通りが多く、仕事に精が出る」と喜んだ。

 能美市のいしかわ動物園には午前11時までに約900人が来園。園によると、先週より多く、金沢市の坂井大地さん(28)は「思っていたよりも人が多い」と驚いた様子だった。

 輪島市の輪島朝市は、人影はまだまばらだったものの、地域住民のほかに県外からの観光客も見られた。

 30日の石川県内は高気圧に覆われて晴れた。正午までの最高気温は金沢24・6度、輪島23・1度と平年を1~2度上回った。白山河内は25・1度で夏日を記録した。

北國新聞社