あまりに期待ハズレ…。Jリーグ、2024年のガッカリ新戦力(10)さすがに厳しい…。強力FWはラスト2試合で今季初出場
明治安田J1リーグは12月8日にリーグ戦最終節を迎える。今シーズンも新天地で華々しい活躍を見せた選手がいる一方で、思ったような成績を残せずサポーターの期待に応えられなかった選手もいる。今回は移籍初年度の今季、精彩を欠いた選手をピックアップして紹介する。(成績は「transfermarkt」参照)
FW:ナッシム・ベンカリファ(元スイス代表) 生年月日:1992年1月13日 所属クラブ:アビスパ福岡 2024年リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト ナッシム・ベンカリファはシーズン残り2試合にしてついに今季初出場を記録した。 長く欧州で活躍していたベンカリファは、2022年にサンフレッチェ広島へと加入。最前線で様々なタスクをこなし、2シーズンに渡るリーグ戦51試合で7ゴール3アシストを記録した。 そんなベンカリファは今冬アビスパ福岡へと電撃移籍。新天地での活躍が期待されていたものの、シーズン開幕前に負傷し離脱してしまうと、復帰直前の6月には右大腿直筋近位腱損傷で長期離脱を余儀なくされた。 回復した同選手が福岡の選手として初出場を記録したのは第37節の浦和レッズ戦。長谷部茂利監督が今季限りでの退任を表明した中で、途中出場ながらチームの勝利に貢献した。 今季のほとんどを棒に振ってしまったベンカリファだが、来季新監督を迎える福岡に居場所はあるのだろうか。
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