「ここは”私の冷蔵庫”」 志布志で人気 街のお肉屋さん 11月29日は”いい肉”の日 鹿児島
鹿児島テレビ
11月29日は“いい肉”の日ということで、畜産が盛んな、鹿児島県志布志市にオープンした、街のお肉屋さんの話題です。 肉屋こだわりの総菜に「肉の日セール」の話題とおいしい情報、必見です! 11月29日は語呂合わせで、「いい肉の日」! 2022年開催された“和牛オリンピック”で、日本一を獲得した鹿児島。 県内でも畜産が盛んな志布志市に2023年、オープンしたのが精肉店「ニクノアーリー」です。 ショーケースに並ぶお肉の数は約40種類。 鹿児島黒牛はもちろん、県内産の豚肉や鶏肉などがリーズナブルな価格で店頭に並びます。 店を営むのは、宮崎県出身の有嶋克哉さんと妻の春菜さんです。 有嶋さんは、宮崎市で焼肉店を営む傍ら日々の食卓にもおいしい肉を届けたいと、鹿児島と宮崎の県境である志布志市に移り住み、精肉店を開きました。 ニクノアーリー・有嶋克哉オーナー 「志布志の飼料会社や畜産農家もすごくいい肉を作っているので。もっといい食べ方やいい肉を消費者に提供したいと思って。宮崎は宮崎牛が有名ですが、鹿児島牛もメチャメチャおいしいので、そのつなぎができればと思って、鹿児島で(店を始めた)」 店は対面販売にこだわり、お客さんとのふれあいを大事にしています。 有嶋さん 「対面でお肉の良さとかも、その時その時のいい肉とかを紹介できるので。お客さんから『この前のあの肉おいしかった』と言ってもらえるのがうれしい」 精肉店ならではのおもてなしに、お客さんからはこんな声が 来店客 「ここは“うちの冷蔵庫”。やっぱり質がいいのと、『これだけカットして』と言ったらしてくれる 「鶏モモもキレイに処理してあって、大きさもきょう自分がした料理に合わせて切ってくれるので家帰ったら味付けるだけ。“働く主婦の味方!”」 店では曜日限定で、肉やこだわりの総菜も販売しています。 有嶋さんの地元・宮崎でおなじみの「チキン南蛮」はやわらかい鶏モモ肉を使い、甘酢のやさしい酸味と自家製のタルタルソースの相性がたまらない自慢の一品です。 もうひとつは、お店イチ推しの「黒メンチ」。 黒毛和牛と豚のあらびきミンチを、手ごねで作っています。 衣には生パン粉を使い、サクサクの仕上がりに! 私も「黒メンチ」をいただきました。 鹿屋支局・吉留李奈リポーター 「衣ザクザクで中はとてもジューシー。お肉と玉ねぎの甘みとうまみが広がりますね。さすがお肉屋さんのメンチカツ」 お肉にしっかり味が付いているので、ソースなしでもおいしくいただけます。 このように肉をさまざまな形で提供する、お店にとって「いい肉の日」は年に一度のお祭りです! 店では29日と30日の2日間、「肉の日セール」を開催! 鹿児島黒牛のサーロインステーキやバラ肉が通常よりも安く販売されるということです。 そして、お店の”いい肉”はイベントでも。 鹿児島黒牛のカルビに、県産の豚バラや鶏モモが詰まったお店厳選の焼肉セットが、12月8日に開催される「しぶし肉フェス」で楽しめます。 吉留李奈リポーター 「脂身がトロっとしてて、最後の口溶けが・・・良い!」 オープンして1年。 有嶋さんはこれからも、志布志の地から鹿児島の肉を伝えていきます。 有嶋さん 「メンチカツ1個からでも、気軽に買いに来てもらえたら。地元の皆さんはもちろん、地方発送もしているので、全国の皆さんに鹿児島の”いい肉”をお届けできたら」
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