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ライバルは他社商品ではなく『ファミチキ』 女性担当者によるコンビニ“茶色い売り場”改革

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オリコン

 コンビニ業界では、レジの横に設置されている陳列ケースを“茶色い売り場”と呼んでいるそうだ。揚げ物をメインに取り扱っていることからそう呼ばれているのだが、やはり“茶色い売り場”を好むのは圧倒的に男性ユーザー。このほど新たな主力商品『ポケチキ』のリニューアルを行ったファミリーマートは同商品の開発に女性を抜擢。そこには同社の主力商品である『ファミチキ』一強からの脱却が明確に垣間見える。ORICON NEWSでは商品担当者にインタビューを敢行。その真意を聞いた。 【動画】からあげ戦争勃発! ポケチキとライバル商品を大胆にも食べ比べ、勝敗はどちらに…!? ■『ファミチキ』一強の状況が逆に焦りに…「現代は女性市場が重視される時代」  2019年5月、大手コンビニ・ファミリーマートがフライヤー(揚げ物)部門に新商品『ポケチキ』を投入。から揚げとナゲットの間のような商品であり、名前の通り“ポケット”を想起させるデザインとサイズのパッケージに5粒のから揚げが入った、スナック感覚のチキンだ。 同社のチキンと言えば、真っ先に思い浮かぶのが『ファミチキ』であろう。同商品はコンビニチキンの代名詞と言っても過言ではなく、SNSなどのコメント欄でも、コンビニチキン=『ファミチキ』という書き込みもかなり多い。だが、それほど圧倒的な認知度を誇っているがゆえの焦りもあったという。 「弊社は『ファミチキ』という会社の代表商品を持っていますが、調査をした結果、それだけでは取り切れていないものがあることを痛感したのです。フライヤー商品を購買するのは男性が6割以上。つまり客層の大半が男性で、女性を取り込めていない。現代は女性市場を相当重視しなければ競争に勝てない時代ですし、『ファミチキ』だけで勝てる時代ではない。メインの『ファミチキ』と両軸で展開できる商品、さらには女性をターゲットとした商品を開発したく、2017年の9月頃から『ポケチキ』開発に取り組みました。そし男性にはない意見が重要となったため、女性社員を開発担当として起用したのです」(商品開発担当マネージャー・石川哲也氏)  ナゲットのようなから揚げと言えば、ローソンのロングセラー商品『からあげクン』を想起する人が大半だろう。『からあげクン』が後発である『ポケチキ』のライバルかと思いきや、実は「ライバルは内にあり」、つまりライバルは『ファミチキ』だったのだ。

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