実は意外と簡単なんです!洋服を着た時のイヤな静電気対策4選
冬になるといやなものと言えば「静電気」。ニットを脱いだり、ドアノブに触れたりするのが怖い時期ですよね。 今回は、着こなしのちょっとした工夫で静電気が発生するのを防ぐ4つのアイデアを教えてもらいました。 【画像】実は意外と簡単なんです!洋服を着た時のイヤな静電気対策4選 <教えてくれた人>スタイリストはるかさんさパーソナルスタイリスト&カラリスト。デザイナー歴15年のワーママ。母目線・プロ目線で使える情報を発信。
そもそもなぜ静電気って発生するの?
普段は意識していませんが、身の回りにあるもの全てはプラスとマイナスの2種類の電気をもっています。着ている服が擦れたりなどの摩擦によって、プラスとマイナスのバランスが崩れてしまい起きるものを「静電気」と呼びます。 体に溜まっている静電気がドアノブやロッカーなど金属のものに触れたりするとバチっ!!と一気に放電します。
生地にもプラスとマイナスがあるって知ってた?
実は素材にもプラスに帯電するものとマイナスに帯電するものがあります。 ナイロンやウール、レーヨンはプラス帯電。 アクリルやポリエステル、アセテートはマイナス帯電。 プラス素材とマイナス素材がこすれあったときに静電気が発生しやすくなるので要注意。 たとえばポリエステルのスカートにナイロンのタイツや、 (歩くたびに足にまとわりつくあれですね) アクリルのニットのインナーにナイロンやレーヨン混のあったかインナー (皆さん身に覚えがあるのでは?) 麻、綿、シルクなどの天然繊維は比較的帯電しにくいと言えます。
1.インナーは綿素材のものにする
一番効果的なのはあったかインナーを綿素材に変えること。 綿は帯電しにくいため、アクリルやウールのニットと擦れても静電気を起こしにくいです。 私は長年ベルメゾンのホットコットを使っていますが静電気が起こりにくく肌の乾燥もなくなり痒みが軽減されました。
同じ性質同士の素材で重ね着する
プラス帯電同士、マイナス帯電同士で重ね着する技です。 ウールのニットの上にウールのコートを着たりポリエステルのスカートにはウールのタイツを 履いたり。綿素材のニットを使うのも手。 静電気が発生しやすい組み合わせと、発生しにくい組み合わせを知っておくと便利ですよ!