寒い冬に゛異例゛のミニ体育祭《体育館使用中止の高知東工業高校》生徒240人が参加
高知さんさんテレビ
三木優花アナウンサー: 「寒い12月にも関わらず、熱い戦いが繰り広げられています」 17日、南国市にある高知東工業高校で「ミニ体育祭」が開催されました。この時期に体育祭とは珍しいですが、ある理由が…。 東工業高校の体育館は耐震基準を満たしておらず、地震発生時に屋根や照明が落ちる可能性があるため、2024年1月末から使用を中止しています。そのため毎年12月に体育館で実施していたクラスマッチが2024年はできなくなりました。 しかし「代わりに思い出に残るイベントを開きたい」という生徒たちの熱い要望を受け、生徒会が中心となり企画。初となる“冬の体育祭”が実現したのです。 前生徒会長(高3): 「いつもの体育祭とはちょっと違うふうにしたいなっていう思いがあったりとか、楽しい思い出にできるようにっていうのをこだわって頑張りました」 17日は生徒およそ240人が参加。4つの学科が2つのチームに分かれ騎馬戦や大縄跳びなど9種目で戦いました。 高校2年: 「楽しいですねみんな和気あいあいとして」 「ホーム(クラス)マッチの代わりになんとかしようというその意思がかっこいいと思います」 中には半袖、半ズボンの生徒も。寒さを吹き飛ばすほどの熱気で盛り上がっていました。 体育館の改修工事の開始時期は未定でまだ使用ができないため、学校は2025年以降も生徒からの要望に応じてイベントを開催したいとしています。
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