帰省におっくう?苦手な親との付き合い方
実家に泊まらないで一緒にご飯を食べるだけにする
どんなに相性の悪い親子であっても、数時間であれば仲良く会話できることもあります(苦笑)。 だから、夏休みは他にも用事があるからと言って、「実家に行っても、泊まらないで親と一緒に食事をするだけにする」、もしくは「親を外食に連れていく」という方法もあります。 実家での食事だと、時間は無制限になりがちなので、限られた時間にしたい場合は、「美味しいものをご馳走するよ」と言って、親孝行の一環だと割り切って親の好きなものをご馳走するほうがいいかもしれません。 どんなに相性が悪くても、なんだかんだ言って、親の喜ぶ顔を見ると、子供はうれしくなるもの。「孝行のしたい時分に親はなし」なんてことわざがあるように、意外と親孝行できる時間は限られています。 場合によっては、少し精神的に無理をする必要があることもありますが、少しだけでも顔を見せる時間を作れると、後になって後悔しないことは多いです。
実家に行かない代わりに、親好みの贈り物を送る
顔を合わせると、どうしても喧嘩してしまいそうだ、という場合は、会わないほうがいいもの。 その場合は、会いに行かない代わりに、「親好みのお中元(もしくは、暑中見舞い、残暑見舞い)を贈る」のもいいでしょう。それだけでも、親は「子供は自分のことを思ってくれているんだ」とうれしくなるものですしね。 商品選びのときは、「親が夏を過ごしている様子」をしっかり思い浮かべて選ぶことが大切。普段、「自分ではなかなか買わないようなオシャレで高級なゼリー」など、お菓子類がいいこともあれば、珍しいものを好まないタイプの親の場合は、いつも愛飲しているビールを送ったほうが喜ぶ場合もあります。 逆を言えば、「贈ってはいけないもの」を想像することも大切。例えば、親が1人、もしくは2人暮らしなのに、食べきれないほどの生ものを送ってしまうと困らせてしまいます。また、体調によっては、塩分や糖分を控えていることもあるので、食品を選ぶときは気を付けたほうがいい。 意外と相手のことをよく理解していないと、いい贈り物はできないものなのですよね。 帰省しない代わりに、親が喜ぶ顔を想像しながら、選んでみてはいかがでしょうか。 仲の悪い親とどうにかうまくやっていこうと苦しんでいる人は、意外といます。そういう人は、どんな心持ちをしておくといいのでしょうか。 次のページで紹介します。
コラムニスト・ひかり