既存のファンも逃さない距離の近さ

　こうして猛スピードで人気を伸ばしている彼らだが、既存のファンとの交流を欠かさないところも魅力のひとつだ。今回のリリース当日には神奈川で発売記念イベント『超特急×8号車 史上初のAwA踊り大会』を開催。前代未聞のタイトルに8号車からも当日まで期待と困惑の入り混じる声が多く上がっていたが、当日会場の広場の中央には提灯の飾られたステージが設置され、それを囲むように“AwA踊りエリア”と2階の立ち見エリアが設けられており、「ジュブナイラー」「My Buddy」「AwA AwA」を近い距離のなかで披露した。途中には「AwA AwA」の振り付けを8号車に伝授する時間もあり、音楽を一緒に楽しもうという姿勢も要所要所で見られた。 　また、11月9日には千葉、10日には京都で個別お渡し会と個別2ショット撮影会の特典会も行い、ステージよりもさらに近い距離でたくさんの8号車とコミュニケーションを取っていた。SNSでは過去に開催された2ショット撮影会での写真とともに今回の写真を載せている投稿も見られ、長い時間をかけて8号車と深い関係性を築き愛し愛されていることが感じられるイベントだったように思う。 　そして12月からは大阪、東京、愛知、神奈川の4都市をまわるアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2024-2025 “Joker”』が開催される。唯一無二のエンターテインメントの輪を広げ続ける彼らの新たなステージに期待したい。 ※1：https://twitter.com/Da_iCE_SOTA/status/1850858395206549725