ダイアナ妃最後の恋人の父モハメド・アルファイド、90人もの女性によって強姦と性的暴行で告発される
この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 【写真】シャイな少女から、世界のプリンセスへ、そしてドディ・アルファイドとの最後の恋愛......ダイアナ妃の人生 11月27日(水)、ロンドン警察は、2023年に亡くなったダイアナ妃の最後の恋人の父親に対する性的暴行の告発が新たに追加されたことを発表した。 アルファイドという名前は、これまでダイアナ妃とドディ・アルファイドの関係、また1997年8月31日の悲劇的な事故でともに命を落としたことで広く知られた。しかし現在、この名前は大規模な性的暴行事件のひとつとも関連づけられている。11月27日、ロンドン警察は、ドディの父であり、ロンドンの高級百貨店ハロッズの元オーナーであるモハメド・アルファイドが、90人以上の女性から性的暴行および強姦の告発を受けていることを発表した。この告発件数は、昨年9月時点で37件から60件に増加し、その後さらに増加しているとされている。 AFP通信によると、2023年8月に94歳で死去したエジプト人実業家モハメド・アルファイドが犯したとされる強姦や性的暴行に関する複数の告発を報じたBBCのドキュメンタリーが9月に放送されて以来、証言が増加しているという。ロンドン警察は、複数の女性が「複数の犯罪行為」を新たに報告したと述べているが、具体的な内容については明らかにしていない。また現在、これらの被害者の身元は公表されていない。
1979年から2013年までの性的暴行
ロンドン警察によると、これらの暴行は30年以上にわたり、2013年まで続いたとされている。最も古い告発は1979年にさかのぼる。モハメド・アルファイドは生前、これらの件で起訴されたことはないが、2013年に警察に一度逮捕されている。 11月初め、警察は2008年と2013年の事件に関して、ふたりの女性からの告発を「警察監察機関」に転送したことを発表した。その時期、モハメド・アルファイドの死亡前に提出された21件の証言がどのように処理されたかについても調査が行われていると報じられた。 text: Camille Lamblaut avec l’AFP (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi