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木村拓哉が『BG』で新境地へ? ついに「何をやってもキムタク」から卒業

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週刊女性PRIME

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送延期になっていた4月期の連続ドラマが、続々とスタートした。6月1日から撮影が再開した木村拓哉主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)も18日に放送され、初回視聴率は17.0%と好発進(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 【写真】犬の散歩に出かける工藤静香とKoki,。工藤の鋭すぎる視線に記者もドキッ!

キムタク、“カッコいい”から“演技派”へ

『BG』は、あらゆる危険からクライアントを護(まも)る民間ボディガードの生きざまと戦いを描く人間ドラマ。2018年に放送されていたシーズン1に続いて斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗が続投し、新キャストには仲村トオル、勝村政信、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)らが加わった。  シーズン1はキャストの豪華さに加え、木村と山口智子の22年ぶりの共演も話題となり、こちらも平均視聴率15.2%(同)と大ヒット。 「前シーズンからすでにキムタクの代表作になるとの声があがり、もっとも彼のよさが出ていると好評でした」  こう話すのはスポーツ紙記者だ。 「キムタクは昨年の『グランメゾン東京』(TBS系)や今年の新春ドラマ『教場』(フジテレビ系)と主演ドラマが続きましたが、特に『教場』では、それまでの“カッコいいキムタク”ではなく“演技派”の一面を印象づけました。SNSでも“今までに見たことのないキムタクが拝めた”“ラブストーリーより、硬派なドラマがいい”といった声が多く、年齢を重ねて新たな魅力が出てきた木村に新鮮さを感じたようです」  キムタクドラマといえば、きまって話題にされるのが「職業」だ。これまでも、ピアニスト、美容師、検察官、パイロット、総理大臣、医師など20種類以上の職業を演じ、前述の『グランメゾン東京』では天才シェフ、『教場』では警察学校の教官。いずれも、キムタクの“イケメンっぷり”が強調される職業ばかりだった。 「逆にいえば“どんな役を演じても、何をやってもキムタク”というイメージが強いので、特徴のある職業で色分けしていたのかもしれません。でも最近では明らかに、マンネリ化したいわゆる“キムタクの演技”から変わったような気がします」(同前・スポーツ紙記者)  木村がさまざまな役柄を演じるごとに成長を遂げていっていることは、彼自身が'18年の「Yahoo!ニュース 特集」におけるインタビューで語っていた内容からもうかがえる。 《一つのスペシャリストを演じると、表向きだけではなくて、そのバックヤードを知ることもあって。それは時に汚れた面だったり、人が知らない陰の努力だったりする。例えばホテルにお邪魔する時、ヘアサロンを訪れた時、飛行機に乗った時、国会議事堂や検察庁の前を通った時、そのバックヤードが垣間見えるような感覚を覚える瞬間はあります。どんな役であれ、作品を作り上げた経験は、自分のポケットの中に絶対に入っている》  毎回、演じる人物が置かれた環境や背負っているものを広く理解しようと努めてきたことで、単純なカッコよさにとどまらない“味”のある演技が定着してきたのだろう。さらに、スポーツ誌記者はこう証言する。 「昨年のドラマ以降、木村の演技には指先や視線の動かし方、些細な表情の変化などで心の揺らぎを伝えるという“深み”が出てきました。それは単に職業的な動作をマスターするだけではなく、役柄自体を鋭く洞察して自分のなかで熟成させ、体現しているように見えます。  積み重ねてきたキャリアや年齢的なものによる部分もありますが、家族の支えも大きいのではないでしょうか。特に、長女のCocomiと妹のKoki,がデビューしてからは封印していたファミリー感を全開にし、SNSでは妻の工藤静香との仲睦まじさがうかがえるような投稿も多く、これまでとは真逆です。自然体で家族と過ごすことを気兼ねなくオープンにできるのである意味、解放感があり、心のゆとりを持って演技に臨めるのでは」 “何をやってもキムタク”はもう卒業したのかもしれない。『BG』ではどこまでの輝きを見せてくれるのか、期待がかかる。 (取材・文/小窪 誠子)

小窪誠子

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