「2010年以降の大河ドラマ」で好きな作品は? 4作を紹介
1960年代から脈々と続くNHK大河ドラマは、現在放送中の「鎌倉殿の13人」で61作目。2010年代は脚本家がそれぞれの持ち味を発揮したオリジナルの作品も多く制作されており、大きな人気を博したものも多く登場しました。 【画像:ランキング13位~1位を見る】 数多くの名作の中であなたが「2010年以降の大河ドラマ」で好きな作品はどれですか? この記事では4作品を紹介します。
●龍馬伝
「龍馬伝」は、2010年放送の大河ドラマ。脚本を福田靖さんが手掛けたオリジナル作品で、幕末という動乱の時代を駆け抜けた、坂本龍馬の生涯を描いた作品です。 主演を務めたのは、福山雅治さん。龍馬を演じるために、役作りで髪を伸ばし、さらに日焼けして肌を黒くするなど忠実に龍馬像を再現しています。また、香川照之さん演じる龍馬の幼なじみで、三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎などの登場人物も魅力的でしたよね。
●真田丸
2016年放送の「真田丸」は、「新選組!」を手掛けた三谷幸喜さんによる大河ドラマ。主人公となる真田信繁(後の幸村)を堺雅人さんが演じ、草刈正雄さん演じる父・昌幸をはじめとした個性的な登場人物たちと、彼らが織りなすストーリーが好評を博し、高い視聴率を誇りました。 信繁を始めとする真田家が直接見たり体験したりしなかったことは深く描写しない、という方針をとったため、「本能寺の変」や「関ヶ原の戦い」など歴史上の大きな出来事があっさり描写されたことでも話題に。またナレーションを務めた、当時NHKアナウンサーだった有働由美子さんによる「ナレ死」も大きな注目を集めました。
●おんな城主 直虎
「おんな城主 直虎」は、2017年放送の作品。TBS系で放送され大ヒットした「JIN-仁-」や、杏さんが主演を務めた朝ドラ「ごちそうさん」を手掛けた脚本家・森下佳子さんによる、オリジナル作品となっています。 女性でありながら井伊家の当主になった、と伝わる井伊直虎を、柴咲コウさんが演じました。直虎に関する歴史的資料は少ないなか、説得力のある脚本や直虎をはじめとした登場人物が魅力的な作品です。