元文科副大臣「山内俊夫」の転落 「朝鮮総連本部ビル」転売で大儲けも今度は業務上横領で逮捕
つくづく、北朝鮮に縁のある人物である。 文科副大臣も務めた山内俊夫元参院議員が、警視庁に業務上横領の疑いで逮捕されたのは、11月28日のこと。事件の舞台は、羽田空港内にある「格納庫」だった。もともと、格納庫は「日本航空」が所有していたものの、経営破綻に伴い、2012年4月、金沢市にある「ウィングス・オブ・ライフ(WOL)」なる会社に売却された。その経営者は目下、栃木県内の刑務所で服役中の伊集院実こと金沢星(キムテクソン)という在日韓国人だ。実は、便宜上韓国のパスポートを取得しただけで、本当は北朝鮮出身だと公言していたとか。現に、朝鮮総連系の「イオ信組」の融資などを元手に、1億8000万円という破格の値段で格納庫を手に入れている。売却交渉が進められていた当時、羽田空港を管轄する国交大臣は親北とも噂された前原誠司衆院議員だった。 (カネに振り回される人々のドラマを描く「週刊新潮」の連載コラム「MONEY」より)
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「週刊新潮」2021年12月23日号「MONEY」欄掲載