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隣の芝生は青い?専業ママとワーママ、子供に抱えるそれぞれの「タラレバ」

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LIMO

東京都が2020年1月に発表した「平成30年東京都人口動態統計年報(各定数)」によると、東京都の合計特殊出生率は1.20と全国平均の1.42より下回っています。 その中でも最も少ない数字を出している豊島区では0.99と、1.00を割る結果に。一人っ子は都内でもはや珍しい存在ではありません。 その背景には女性の生活形態の変化といったものがよくあげられます。また、女性の社会進出に対し世の中がまだ追いついていないため悩みが生じているという問題も。いったいどのようなものなのでしょうか。

働く状況が整わなかった二人っ子専業ママ

都内に住むSさんとFさんは仲の良いママ友です。Sさんは夫婦共に地方出身で二人の子供を持つ専業主婦、Fさんは実家のある街で一人のお子さんを育てるワーキングママだといいます。今回、お互いの「羨ましい」点をお聞きしてみました。まずは専業主婦のSさんのお話です。 「私が仕事を辞めたのは長女を妊娠したタイミングでした。私がつわりで寝込んでも夫は多忙で、家のことまで手が回らない。実家の母に来てもらうには片道3時間以上かかるので気軽に頼ることもできませんでした。出産前から仕事と育児の両立の厳しさを実感したため、一度会社を辞めて専業主婦になることに。出産の際、一カ月ほど里帰りはしましたがそのあとはほとんどワンオペで子供を育てました。 その後、同じ時期に出産したママ友ができたのですがその人たちが育休から職場復帰する頃、私もお仕事をしてみたいな…と思ったのですが、月に数回熱を出す子供を見ていると『夫も休めないのに自分が仕事にいったら誰がこの子の面倒を見るの?』という現実を考え断念。その後、3歳下の次女が生まれ、ますます『誰も頼れないのに子供たちの調子が悪い時は誰が看るの?』という思いが強まりました。 結局、下の子が入園するまでは専業主婦でいましたが、いざ入園して週3日のパートをはじめても上の子の夏休みの問題や下の子の長期休暇の延長保育料など、周囲の協力が得られなかったりコストに見合わない仕事が多いことに気が付きました。以来、たまにパートを探したりしますが、うまく環境が整わないときはスッパリと諦め、生活を切り詰めて専業主婦で暮らすことが多いです」 労働の対価が生活ストレスに見合わないことが多いというSさん。「贅沢をしなければ」生活は成り立つといいますが、やはり子供のことを考えるとこれでいいのか悩むといいます。 「第一に気になるのは習い事や今後の受験のことです。うちは二人いるので現状だと1つずつしか習い事に通わせてあげられません。 周りの一人っ子のお友達は3つ以上やっている子も多い。ママたちの話を聞いていると、当然のように中学受験を考えている様子。都内は習い事の環境が整っているのでお金の問題で通えないというのはつらいです。今後、子供の成長に合わせて私がパート時間を増やすことはできますが、夫の扶養の範囲だとたかが知れている。扶養から抜けるような仕事をするには私のブランクがありすぎる。 そんなことをモヤモヤ考えてしまいます。二人を私立中学に行かせてあげるだけの教育費を用意できないのを考えると「産むのは一人にして早めに仕事復帰していれば、子供にもっとお金をかけてあげられたのではないかと一人っ子でバリバリ働いているお友達家庭を見ていると思ってしまいます」

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