「イライラして…」 中学校教諭が非がない女子生徒を突然殴る 長野市・荻原市長が陳謝「子どもたちの心のケアを最優先に」
長野市の中学校教諭が女子生徒の脇腹を殴りけがをさせた問題。荻原健司市長は7日の会見で陳謝し「再発防止に努めたい」と話しました。 【動画】こぶしで殴り、けがさせる 長野市・荻原健司市長: 「教諭による生徒への暴力行為につきまして、被害にあわれた生徒をはじめ子どもたち、また保護者の皆様には心からお詫び申し上げます」 7日の定例会見の冒頭で陳謝した長野市の荻原市長。 この問題は7月1日、長野市の中学校で50代の男性教諭が話しかけてきた2年生の女子生徒の左脇を突然、こぶしで殴りあばら骨打撲のけがをさせたものです。男性教諭は「イライラして反射的に殴ってしまった」と話しているということです。 教諭は女子生徒と保護者に謝罪し、1日夜は保護者会でも説明しました。 市教委は「非がない生徒に突然、暴力行為を行った」として詳細を調べ、教諭は現在、自宅待機していているということです。処分は県教委が判断します。 荻原市長は改めて「再発防止に努めたい」と述べました。 長野市・荻原健司市長: 「子どもたちの前に立つ教育公務員として、また一人の社会人として決してあってはならないことでありまして、大変遺憾に思っている。子どもたちの心のケアを最優先に考えまして全力をあげて再発防止に努めるよう教育委員会に指示をしている」