デヴィッド・ロウリー、タイカ・ワイティティによる短編も 配信で楽しめるクリスマス作品
Apple TV+、Netflixからもクリスマス作品が登場
Apple TV+からは、子ども向けアニメシリーズ『フクロウのエヴァ』のホリデースペシャルが配信されるほか、まさに「ホリデースペシャルの定番」といえる、犬のスヌーピーが登場する『ピーナッツ』のTVスペシャルにして名作『チャーリー・ブラウンのクリスマス』(1965年)が、2024年12月14日、12月15日に無料配信される予定だ。 『チャーリー・ブラウンのクリスマス』の物語は、商業主義におかされたクリスマスに疑問を感じ、どうしても楽しめないチャーリー・ブラウンが、クリスマスの劇を監督するというもの。子どもたちがチャーリーの意思に反して、めいめいに違う踊りを繰り広げる、いまや伝説となっているかわいいダンスシーンは必見だ。 Netflixでは、今年もオリジナル作品がたくさん用意された。リンジー・ローハンとイアン・ハーディングが共演した『リトル・シークレット・イン・クリスマス』は、別れた元カップルに起こる意外な状況を描くラブコメディ。それぞれの現在のパートナーが自分の家族であることを知った二人が、気まずい状況下で過ごすクリスマスの物語だ。 クリスティーナ・ミリアン主演の『ミート・ミー・ネクスト・クリスマス』は、ロマンティックな恋愛に憧れる主人公が、アカペラ音楽グループ「ペンタトニックス」のクリスマスコンサートのチケットを手に入れるため、ニューヨークを奔走するという内容。実際に出演するペンタトニックスが、クリスマスのムードを盛り上げてくれる。 12月6日から配信されるイギリスのアニメーション作品『あの年のクリスマス』も注目だ。ウェリントンを舞台に、名優として知られる、ビル・ナイ、ブライアン・コックスが声の出演をするほか、『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティスの児童書を基にしていて、イギリス映画好きにおすすめできる。 そのほか、ポップスター、サブリナ・カーペンターが歌って贈る自身初のバラエティ・ミュージックスペシャル『ナンセンス・クリスマス with サブリナ・カーペンター』、人気バラエティ番組のクリスマス版、『ホント? これってケーキなの? ~ホリデー編~』もNetflixにて配信される。 今年も、残りあとわずか。何かと忙しいこの時期、ゆったりと配信作品を楽しんでほしい。
小野寺系(k.onodera)