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「Go To」旗振り役も…二階俊博幹事長81歳いつまで黒幕?

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文春オンライン

「GoTo、旅行業者悲鳴」(毎日新聞7月22日)  あー。  旅行業者を助けるためと言っていたのに「悲鳴」って。 【画像】「自由民主党」はっぴ姿の二階幹事長  それにしても、なぜ進むしかなかったのだろう。素朴な疑問を持つ方も多いはず。

政治家では誰が「Go To」の旗を振っていた?

 私は「 『Go To キャンペーン』のキーマンは… 」という当コラムで、この事業を取り仕切ったのは経産省出身で安倍晋三首相の最側近である今井尚哉・首相補佐官兼首相秘書官と新原浩朗・経産省経済産業政策局長だと書かれた紙面を紹介し、いかに「経産省出身コンビ」が官邸で力を発揮しているかを書いた。  では政治家では誰が「Go To」の旗を振っていたのか。 「週刊文春」は「 『GoTo』1.3兆円ゴリ押し 菅・二階『観光利権』を暴く 」(7月22日発売号)と報道。瞬く間にSNSで話題沸騰となった。  インバウンドを推進してきた菅氏の観光業界への“配慮”があったのだろうか。そして何よりポイントは「首相 菅氏と『修復』アピール」(読売新聞6月20日)という出来事だ。  コロナ対策で首相と菅氏の間に距離があると書かれてきたせいか、会食解禁となった日に首相は菅氏と会ったという。  菅氏はこのあと「Go To キャンペーン」に前のめりになった。ちょっとわかりやすい。

二階幹事長に「自民党がねじ伏せられた」

 ではもう一人のキーマン、二階幹事長について。政治家・二階俊博とは何か。2016年の記事を見てみよう。 《今や政界でも数少なくなった戦前(昭和14年)生まれ。衆院当選11回。自民党を離党し、新進党、自由党などで小沢一郎の側近だった時代もある。自民党復党後も、一貫して要職を歴任。自らの派閥「二階派」はあれよあれよという間に36人の大所帯となり、「最後の派閥らしい派閥」(政府高官)とも評される。》(産経ニュース2016年2月6日)  これは消費税10%導入にともなう軽減税率で政治力を見せた二階氏について書かれたもの。タイトルは、 「二階俊博自民党総務会長 陰の実力者、黒幕、フィクサー…自民党がねじ伏せられた」  黒幕!  二階氏がそこまで恐れられている理由として、 ・トップの意向に背こうとする反対派を、裏舞台にて“説き伏せる”役割を果たす ・情勢を見極める眼力と、その通りにことを運ぶ腕力  とある。  安倍首相は当時の政調会長の稲田朋美氏に《「二階さんに頼めばなんとかしてくれるよ」とアドバイスを送るほど信頼を寄せている。》という。  こうなると首相にとって二階氏は黒幕というより黒いドラえもんではないか。  お坊ちゃまタイプの安倍首相からすれば裏仕事もバリバリこなしてくれる二階俊博&菅義偉は心強かったに違いない。安倍のび太には2人のドラえもんがいたのである。そりゃ長期政権にもなる。  その2人が力を入れたのが「Go To キャンペーン」だった。政権が意地でも止めない(止められない)理由が見えてくるではないか。

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