自分に合ったメイク法は?観光地で「おもてなしメイク」&盲学校で「ブラインドメイク」を伝授
南海放送
見た目だけでなくモチベーションにも彩りを添えてくれる“メイク”。観光地で、盲学校で、それぞれに合ったメイクを伝授です。 資生堂ジャパン 岩田敦子さん: 「素肌を明るく健康的な状態にすることが大事です。日頃から笑顔でお客様とか接客に向き合って頂けたらと思います」 こちらのメイクアップ研修会の参加者は、道後の旅館やホテルで働く人たち。 道後温泉本館の営業再開で宿泊客が増加する中、「おもてなし力」をより高めてもらうきっかけにと、松山市が協定を結んでいる資生堂と初めて開催しました。 研修会では、資生堂の講師がスキンケアの方法や第一印象がよりアップするメイク術を伝授しました。 資生堂ジャパン 岩田敦子さん: 「ほほの所をくるくるとくるくるすべるように伸ばしてください。眉山から眉尻に向かって一本一本書き足します」 道後のホテル勤務: 「メイクの講習だけでなくって自分自身を見つめ直すいいきっかけになったと思います」
同じく、きょう。 佐川さんと生徒: 「そうです、そうです」 「優しい、優しい」 男子生徒: 「めっちゃむずないか、これ?顔の場合でも」 きょう洗顔からメイクまでを学んでいたのは、松山盲学校の生徒です。自力でフルメイクができる「ブラインドメイク」を学びました。 そのポイントは… 講師 佐川由香さん: 「(鏡を使わず)自分の両手だけでフルメイクができる方法になる」 鏡も化粧道具も使わないということ。県内に2人しかいない化粧訓練士の資格を持つ、佐川由香さんが講師を務めました。 講師・化粧訓練士 佐川由香さん: 「(ブラインド)メイクをしたり自分の顔をゆっくり触っていくだけでも自分のことを好きになれるんじゃないか。自信を持てて外に出ることができるというのは、とても魅力だと思う」 じっくり45分間、コツを学んだ生徒たち… 松山盲学校高等部普通科3年 土井杏華さん: 「(ブラインドメイクは)鏡を見なくても化粧ができるから、化粧することによって外出する機会が増えるのかなとすごく感じた」