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箱根駅伝まで3カ月 「走る量は6割に減ってしまった」早大競走部は“合宿NGの夏”にどんな練習をした?

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 新型コロナ禍の夏、おそらくほとんどの大学駅伝のチームが例年とは違った夏を送ったことだろう。通常より規模を縮小しつつも、感染防止を徹底しながら夏合宿を行ったチームばかりだった。 【写真】“合宿NG”だったため所沢キャンパスで練習する早大競走部の写真を見る(全10枚)  それでも、蒸し暑い関東平野を離れて、比較的涼しい高所で夏合宿をできたチームはまだいい。  早稲田大学の場合、7月、8月に予定していた合宿が、大学の許可がおりず、すべてキャンセルになってしまったのだから……。

PCR検査前日に、いきなり「合宿禁止」

 早大は、本来であれば、7月下旬~8月上旬に熊本・水上村で1次合宿、8月中は長野・峰の原高原、新潟・妙高高原で2次合宿、さらに、9月中旬からは岩手(奥州、花泉)と山形・蔵王高原で3次合宿と、例年通りに夏合宿を実施する予定だった(そもそも、東京五輪が開催されていればまた違った日程だったが)。  実は7月20日頃に相楽豊駅伝監督と話をした際には、「PCR検査を受けてから、夏合宿に入る」と話していたのだが、そのPCR検査を予約していた日の前日に、急遽、大学の理事会で合宿禁止が決定した。  新型コロナ禍の自粛期間明けの7月には、ホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会で中谷雄飛(3年)が5000mで13分39秒21の自己記録をマークしたのをはじめ、2度の早大競技会でも自己記録樹立者が続出。昨年課題を残したスピード強化に一定の手応えを得て、いよいよ駅伝シーズンに向けた脚づくりが始まるという矢先だった。

法政さんに電話「日帰りで走りに行けるところはありませんか?」

 長梅雨が明けて8月に入ると、日本列島は記録的な酷暑に見舞われた。結局、早大は、拠点とする埼玉・所沢で学内合宿という形をとることになったが、当然、猛暑が大敵となった。相楽監督が振り返る。 「夏は走り込んでスタミナづくり、脚づくりの期間と考えていましたが、その構想が崩れてしまいました。でも、前半戦もコロナの影響でスケジュールが変わりましたし、今ある環境の中でベストを探りながらやっていくのが今シーズンなのかなと思っています。スピード強化は自粛期間があってもうまくいったし、この夏もできることをやろうと思いました。法政さんも合宿ができないと聞いていたので、すぐに坪田さん(智夫、駅伝監督)に電話して、“日帰りで走りに行けるところはありませんか”って聞いたりしました」

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