大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文4完)大阪市内は夜8時、市外は夜9時
兵庫県と連携して対策を進める考えは
共同通信:最後に1点だけ。すいません、兵庫県も328人かなんかで過去最多の感染者数が出ておりまして、変異株が広がっているという共通点も大阪とあると思います。兵庫県と今、何か連携して対策を進めていくお考えはあるのか。もしくは今やってらっしゃることがあれば教えてください。 吉村:兵庫県とは実務レベルで常に連絡を取り合って共有しているところでもあります。もうこれは感染対策を徹底していくしかありませんので、何かこれをやったらこの感染は完全に収まるという方法は、完全にコントロールできるという方法はないわけですから、1つ1つの感染対策を徹底していく。感染が、拡大が増えてくると、それを、対策を強化していくということをもうワクチンが一定、広がるまでこれをやるしかないと思っています。当然、人の生活、活動、さっきの学校教育とかいろいろありますので、全部を止めるっていうわけにはなかなかいかない中で、感染に効果があると思われるところを集中的にやっぱり止めていくということを、より、もう強化してやっていくしかないだろうというふうに思っています。 兵庫とは常に連携を取りながら進めています。広がっている原因もほぼ一緒だと思います。やはり時期的な評価とすれば、当然、人口が多いというところもあるとは思いますけれども、福岡とか愛知とか、ぐっと上がっていない。何が違うかってやっぱりこのN501型が出火しているかどうかということだと思っています。兵庫はこれやっぱり出火している、大阪と同じように出火していますので、そういった意味では取るべき対策、そして問題の所在というのは一緒だと思っていますので、連携して進めていきたいと思います。 司会:それでしたら、これで定例会見、終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 朝日放送テレビ:本日、政務の質問をされる社はいらっしゃいますでしょうか。
今本京大名誉教授の意見書を読んだか
横田:フリーの横田一ですけども、以前もお聞きした大戸川ダムについてなんですが、今本京大名誉教授の意見書を読まれたのかどうかということと、それに対するご感想、ご意見をお伺いしたいんですが。 吉村:大戸川ダムについては、これも担当において専門家の意見も聞きながら進めているというところでもあります。僕のところに報告が上がっている、大戸川ダムをすることによって、特に大阪の旭区であったり東淀川区のエリア、そういったところで10兆円規模の被害やったり人的な被害も生じるということを防ぐことができるという一定の専門家の意見も出ていますので、それに基づいて進めていきたいと思います。 横田:その説明が今本教授によると国交省の詐欺的な説明で、違った意見の専門家同士で議論を戦わせた上で、それを聞いた上で判断してほしいというのが今本教授の意見書の内容なんですが、お読みになってないんでしょうか。 吉村:僕自身は一、府外のどなたかちょっと分からない専門家の意見書は読んでいません。