大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文4完)大阪市内は夜8時、市外は夜9時
五輪開催控えるべきと政府に要望する考えは?
横田:五輪開催がさらに拍車を掛けると、そのために府民含めて国民全体の命を守るためには五輪開催は控えるべきじゃないかというような趣旨の要望を政府にするお考えはないんでしょうか。 吉村:大阪の対策に力を注ぎたいと思っています。 横田:最後に、見回り隊の費用対効果なんですが、どれぐらい費用が掛かって、PCR検査、大量検査をしたほうが有効なんじゃないかという声も聞くんですが、この費用と効果は本当にあるのかどうか。あと効果が出なかった場合に、どういう政治的責任を取られるのかを最後にお伺いしたいんですが。 吉村:飲食の場において飛沫感染が非常に感染リスクが高いというのは、これはもう明らかです。だから専門家も指摘しているところです。ですので、この飛沫感染をいかに防ぐか。いかに感染に強い飲食の場づくりをするのか。これはこれからも非常に、これまでもそうでしたけど、これからも非常に重要な要素になってくると。大阪という大都市で1店舗1店舗、見回って、これは将来の認証制度に当然つなげていくという意味で今も、認証かどうかのチェックも含めて今、見回って、飲食店と協力をしながら飛沫感染に強い飲食の場づくりを1店舗1店舗やっていっているので、まさにその効果はやればやるほど、これは生じると思っていますし、これはいつか時短要請も解除になりますけど、時短要請解除になっても、これについては続けていくことができますから、飛沫感染に強い飲食の場づくりということで、マスク会食の義務化、アクリル板の設置、そしてCO2センサーによる徹底的な換気。こういったものをもうある意味、当たり前になるような、そういった飲食の構造の変更、場づくりということに今、見回り隊は力を尽くしてくれているので、大きな効果はあるというふうに思っています。
費用はどれくらいか
司会:すいません、最後に。共同通信さん、1つ。 横田:費用はどれくらいか。 吉村:これからです。これから今、市役所、府庁の職員20、20の40名で今やっていますので、ここに特別な人件費という、人件費は当然もともと掛かりますから増加ということはありませんが、この人数ではとうてい足りません。4万店舗、見回るということですので、外注に委託をしていくという形になります。何百人単位ということにもなってくるというふうにも思いますから、それについてはその必要な費用というのは予算を立てていきたいと思っています。 司会:共同通信さん、すいません、1点ですね、はい。