〔東京株式〕軟調=材料難で(29日後場中盤)
(13時55分)日経平均株価は軟調。前日の米国市場が感謝際で休場となり材料難の中で、朝からの円高を嫌気した売りが優勢の展開が続いている。 寄り付き後に一時前日比300円超安まで下落した場面もあったが、米株が時間外取引で上昇していることや、値頃感からの「押し目買いの動き」(国内シンクタンク)で下げ幅を縮小。その後は狭いレンジでの小動きとなっている。 (後場寄り)午後の日経平均株価は、前日比127円90銭安の3万8221円16銭で始まった。前場終値からやや下げ幅を縮小し、きょうの高値を付けるなど押し目買いの動きが見られる。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比156円05銭安の3万8193円01銭と下落して終了した。円高の進行を嫌気した自動車株などの輸出関連や、半導体株の一角が売られ一時300円超下落。一方、安値圏では押し目買いが入り下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は、7.23ポイント安の2680.05。 46%の銘柄が値下がりし、49%が値上がりした。出来高は7億5988万株、売買代金は1兆6691億円。 業種別株価指数(33業種)は機械、輸送用機器、精密機器などが下落。繊維製品、電気・ガス業、空運業などが上昇した。 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高1億6751万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに堅調。 (9時55分)日経平均株価は寄り付きから下げ幅をやや拡大、前日比300円超下落し3万8000円近辺での値動きとなっている。為替水準が午前8時ごろからやや円高に進んでおり、「材料難の中で、相場の重しとなっている」(国内シンクタンク)ようだ。騰落銘柄数もやや値下がりが優勢となり、東証株価指数(TOPIX)もマイナス圏での推移が続いている。 (寄り付き)午前の日経平均株価は、前日比143円98銭安の3万8205円08銭と下落して始まった。寄り付き前から為替がやや円高となっていることが嫌気され、値がさ株の一角が売られている。