旧統一教会と接点、問題視せず 法相巡り首相、野党は批判
牧原秀樹法相が8日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連のイベントに、自身や秘書が計37回出席していたと明らかにしたことを巡り、石破茂首相は問題視しない姿勢を示した。一方、野党は「極めて不適切だ」と批判した。 首相は「自民党の方針に基づき、関係遮断を徹底していくと認識している。新たな接点とは考えていない。関係は一切断っている」と官邸で記者団に述べた。 牧原氏によると、教団主催のイベントに3回、関連団体主催のものに34回出席した。 立憲民主党の小川淳也幹事長は会見で「法相を続けるつもりがあるのかどうか、進退も含めて自身に厳しくあるべきだ」と強調した。