アリババ、「低炭素特許権の不行使誓約」参加 特許9件を公開
中国IT大手のアリババグループが「低炭素特許権の不行使誓約(LCPP)」への参加を発表した。LCPPは、低炭素技術に関する特許の共有を奨励する国際プラットフォームで、マイクロソフト、メタ(旧フェイスブック)、ヒューレット・パッカード(HP)の3社が提唱した。今回は3回目の参加企業拡大で、アリババのほか、アリババ傘下の金融会社アント・グループ(螞蟻集団)、米貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)などが参加を表明している。 アリババは今回、データセンターの低炭素化に関する特許9件を公開する。内訳は、液冷式サーバーシステムの設計など液冷技術関連の特許5件と、ディスクの電力消費管理、データセンターのモジュール設計、コンピュートエンジンのリソース管理に関する特許各1件となっている。 (36Kr Japan編集部)