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梅雨明け、炎天下のマスク着用は要警戒 熱中症、子どもは高リスク 医師提唱「3トル」とは

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47NEWS

 夏の本格的な暑さ到来を前に、気になるのは、マスクとの上手な付き合い方だ。新型コロナウイルス対策として欠かせない一方で、熱中症への注意も怠れない。気温が一気に上がる梅雨明け直後はより警戒が必要だ。マスクをした状態での熱中症リスクは、大人と子どもで異なるといい、専門家は「3トル」を呼び掛ける。どんな内容なのだろうか。(共同通信=松本鉄兵)   「外出自粛で体が暑さに慣れていないことに加えて、マスク着用で例年以上に熱中症の患者が増えると思う。梅雨が明けて炎天下になると危ないですね」   済生会横浜市東部病院・患者支援センター長の谷口英喜医師は、警鐘を鳴らす。   熱中症は、高い温度や湿度によって体内の水分や塩分といったバランスが崩れ、体温調節機能が低下して生じる不調の総称だ。目まいや頭痛、発熱などの症状があり、死亡に至ることもある。   谷口医師は「熱中症は、呼吸器症状が少ないというだけで、新型コロナ感染症の軽度の症状に似ている」と説明。熱中症にならないように気を付けることで、医師がコロナ感染の可能性を早期に疑えることにつながると話す。

  気象庁によると、7~9月は全国的に厳しい暑さが予想されている。本格的な夏を前に、熱中症患者は既に報告が相次いでいる。総務省消防庁によると、6月1日~7月12日に熱中症で救急搬送されたのは全国で7884人。約6割が65歳以上の高齢者だった。   ただ谷口医師はこう指摘する。「マスクを着用した状態では、大人と子どもでリスクが異なる」。大人の場合、マスクによって体温が上がり熱中症になるケースは珍しいと話す。心配なのは、マスクの着用で水分補給の機会が減ったり、喉が渇きにくくなったりすることだと言う。脱水症から熱中症になることが考えられ、特に高齢者は注意したい。   一方、子どもは、大人以上に警戒が必要だ。胸郭が未発達のため、マスクの着用で呼吸への負担が増し、体力を消耗しやすい。また子どもは、息を吐くことで体温調整している面があり、マスクによって熱がこもり、体温が上昇しやすくなる恐れがあるという。

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