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石川さゆり、立川志の輔作の落語に「これ本当におもしろいですか…?」

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TOKYO FM+

禁酒法の時代に、こっそり営業していたBAR「SPEAKEASY」。2020年の東京の街にも、そんなひそかなBARがありました。月曜から木曜の深夜1時にオープンする“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。 TOKYO FMの番組「TOKYO SPEAKEASY」6月17日(水)のお客様は、歌手・石川さゆりさんと、落語家・立川志の輔(たてかわ・しのすけ)さん。2人の出会いや、志の輔さんに落語を指導していただいていた当時のエピソードを披露しました。

◆「落語を教えてください」(石川)

石川:私は以前、大胆不敵にも(志の輔さんに)「落語を教えてください」と(お声がけをして)。 志の輔:そうなんですよ。あれは7~8年前くらいに、NHKの廊下で初めてお会いしたときのことでしたね。 石川:すみません。自分でも本当にいつも無礼だなと思うんですけど、“〇〇をしたい”って思ったら突っ走ってしまう自分がいるんです。 志の輔:さゆりさんが「お願いがあるんですけど……」って言うから、「え? 何でしょうか?」って聞いたら、「落語がやりたいんですけど」と。 これが、まったく知らない一般の人から言われたら、“弟子入りかな?”と思いますが、それを石川さゆりさんが言ってきた。(最初は)“何を言っているんだろう?”って(思いました)。それで一度お会いして、お話を聞いて。 石川:そうです。「(古典落語の名作)『芝浜』を、『歌芝居』にして上演したい」と(ご相談しました)。でもその前に、落語家・石川さゆりが、きちんと座布団に座って落語をするところから(始めたいと)。しかし、大胆不敵ですよね。志の輔さんに「『芝浜』をやりたい」って言ったんですよ。 志の輔:私だって何回かしかやったことがない「芝浜」を、そんな私に教えてくれって言われたって。“え? そもそも『芝浜』をおやりになる気ですか?”っていうぐらいの衝撃的でしたね。 石川:あのときに志の輔さんは、「落語をきちんと勉強をするんだったら教えてもいいですよ」っておっしゃって。 志の輔:そんな生意気なことを言いました(笑)? 石川:はい(笑)。「絶対にやります」って言って、いろいろと教えていただいて。 志の輔:そうしたら、僕も緊張しちゃって。“これは弱ったな……もう一度、自分のなかの「芝浜」を呼び起こして、始めからしっかりと(やらないと)。どこからどうやってもいいから、できるようにしておかないと恥をかくぞ……”と思いました。でも、話をよくよく聞いてみたら、(舞台演出家・劇作家の)G2さんが脚本を手がけるお芝居「芝浜」だという(笑)。 石川:「芝浜」(をモチーフにした)歌芝居をやるので、その前に落語を10分くらい語りました。 志の輔:いわゆる、落語の本編に入る前におこなう“まくら(枕)”をやって、お客さんにひと笑いしていただいたら、後ろの幕が上がるという。 石川:「石川亭さゆの輔」という、お名前まで頂戴いたしました。その節はありがとうございました。また、志の輔さんからは、小噺などもいろいろ教えてもらいました。 志の輔:私は、(2013年9月に)東京・明治座の客席で(石川さゆり特別公演:第一部「歌芝居 芝浜~おんなの心意気~」、第二部「石川さゆりオンステージ」を)観させていただきまして、本当にうれしゅうございました。明治座(での公演)が大成功して、もちろん素晴らしいお芝居でしたし、もちろん、第2部の本業の歌も素晴らしい、あわせて明治座の……。 石川:すみません、落語のことを言ってませんけども(笑)? 志の輔:いやいや(笑)。落語は導入部分として、うまくやっていただきました。一安心したんですよ。そうしたら、さゆりさんが「数ヵ月後に大阪・新歌舞伎座で1ヵ月公演があるんですけど、今度は大阪用のまくらを作ってもらえませんか?」って(笑)。 石川:そうそう(笑)。そうでしたね。

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