BS松竹東急で夏の「ゴッドファーザー」祭り、吹替声優・山路和弘が出逢いに感謝
フランシス・フォード・コッポラが監督を務めた「ゴッドファーザー」シリーズ三部作の吹替版が、明日8月3日から3週にわたってBS松竹東急の「土曜ゴールデンシアター」枠で放送される。アル・パチーノ演じるマイケルの声は、1作目は山路和弘、2、3作目は野沢那智が担当した。 【画像】すべてはここから始まった、1972年公開の「ゴッドファーザー」第1作 マリオ・プーゾの小説を映画化した同シリーズは、マフィアのコルレオーネファミリーの栄光と悲劇を描いたファミリードラマ。マーロン・ブランド、パチーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ、タリア・シャイア、モーガナ・キング、アンディ・ガルシア、イーライ・ウォラック、ジョー・マンテーニャらがキャストに名を連ねた。 山路は「私の中で間違いなく言い切れるのは、この映画(特にPART Iだが)は、史上最高の作品であるということ。泣きたいほど堪らない配役、心疼くあの郷愁。出逢えたことを心から感謝している」とコメントした。 ■ 土曜ゴールデンシアター「ゴッドファーザー」シリーズ三部作 BS松竹東急 <放送作品> 2024年8月3日(土)20:00~「ゴッドファーザー」 2024年8月10日(土)20:00~「ゴッドファーザーPART II」 2024年8月17日(土)20:00~「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」※R15+指定作品 ■ 山路和弘 コメント 私の中で間違いなく言い切れるのは、この映画(特にPART Iだが)は、史上最高の作品であるということ。泣きたいほど堪らない配役、心疼くあの郷愁。出逢えたことを心から感謝している。 アル・パチーノの持つ、周りを緊張させる、あの眼差し。彼の目の中の炎を若い役者達は皆(当時は私も)、震えながら見ていたはずである。だから、自分が日本語吹替をする日が来るとは夢にも思わなかった。そして、演って見ると、マイケルはこんなにも我慢しなければならないのか、苦しすぎる、常に爆発寸前で保ってる。喉が枯れてくる。これは言い訳か。野沢さんは、こんなダミ声に引き継がれるとは心外だったろうと思う。さすがにIIIだけは譲ってくれなかったが……。 (c)2024 Paramount Pictures.