佐賀市”ライドシェア”大型イベントで利用増 江北町は町営タクシー導入検討【佐賀県】
サガテレビ
タクシーの免許がなくても一般のドライバーが有料で乗客を送迎できる「ライドシェア」について、佐賀市が利用実績を明らかにしました。一方、江北町では町営のタクシーの導入が検討されています。 佐賀市によりますと、ライドシェアを導入した10月1日から11月4日までに市内で258回利用があったということです。 1日あたりの平均利用数は、国スポ期間中は7.5回、全障スポ期間中は8.3回、バルーンフェスタ期間中は16.2回と県外からの人を中心に多く利用されたということです。 一方、採算性が厳しく経営面で課題があることから、市はタクシーや配車アプリの事業者と連携しながら改善していきたいとしています。 また、江北町は、再来年4月を目標に町営でタクシー事業を始める計画を明らかにしました。 町には現在2社のタクシー会社があり、このうち1社は小規模な事業者であることなどから町民に持続可能な交通手段を提供しようと検討されています。 今後は運輸支局と協力しながら車両台数や、運行エリアなどの制度設計を進めるということです。
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