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「仕事が好きだ」と言う人の根底には、不安がある。オーバーワーカーに必要なメンタルケアとは?

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新R25

「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがありますか? 「聞いたことはあるけれど、あまりピンとこない」という人も多いかもしれません。 メンタリストDaiGoさんは、自身の新著『自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス』(PHP研究所)のなかで、「他人の評価や意見、感情といったものにとらわれずに、自分の本質をありのままに見つめ、迷うことなく人生を全とうするというのが、マインドフルネスなのです」と語っています。 「マインドフルネス」の本質を理解し実践することで、自分の「心」を自由にでき、日々の幸せを一層実感できるそう。 「心」の自由を手に入れるにはどうすればいいのか。 DaiGoさんと、その答えを見つけにいきましょう。

仕事をした実感がなければ、働きすぎてしまう

働きすぎて燃えつきる、あるいは、以前はやる気があってバリバリ働き、昇進しようとか、がんばろうという気持ちがあったのに、急にそうした意欲がなくなって不完全燃焼になる人がいます。 こうした“働きすぎ”が起こる原因は何でしょうか。 まず、働きすぎとはどのレベルからをいうかといえば、厚生労働省では「使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません」としています。 また、適正な労働時間について、いろいろな科学的データがありますが、ベストは週30時間以下といわれています。 30時間より多く働くと、脳の処理能力が下がったり、死亡リスクがぐっと上がったりするといわれているのです。 ですから、できれば週30時間以下、最悪でも40時間以下を守ったほうがいいのですが、どうしてもそれを守れない人がいます。 こうしたオーバーワークが減らない理由としては、仕事の効率が悪い、無駄な書類仕事が多いといったことがあげられますが、別の観点から働きすぎを分析したおもしろい調査があるので紹介しましょう。 イギリスのキャスビジネススクールによる、500人のビジネスパーソンを対象にした調査で、労働時間や仕事に対するモチベーションなどを掘り下げています。インタビューがメインのため、データとしてはゆるいのですが、参考になると思います。 この分析をまとめると、働きすぎる人たちには一つの特徴があることがわかりました。 それは何かといえば、知識労働者で、かつ不安感が強いことです。 頭を使う仕事をしていて、かつ不安を感じやすい人が、働きすぎになることが多かったのです。 これは、科学的には「インタンジビリティ」、簡単に言うと「形がない」ことが原因です。 たとえば、モノをつくる人なら、「今月はこれだけつくったので十分」と思えますが、知識労働の人たちはつくったものが目に見えないので、自分で「何かをつくりあげた」「仕事をした」という実感が生まれにくいのです。 そうすると、自分がきちんと仕事をしているのかどうか実感がわかず、不安になってきます。 そして、「もっと働かないと、みんなに認めてもらえない」と、どんどん不安が強まり、結果的に働きすぎになるわけです。

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