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【NBA背番号外伝】カーターやカーメロら“スコアラー”に“問題児”、近年は“実力派ビッグマン”が背負う15番の歴史

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THE DIGEST

 ゴールデンステイト・ウォリアーズ時代のラトレル・スプリーウェルも得点力に定評があったが、頭に血が上りやすく、97年には練習中にPJ・カーリシモHCの首を絞めて1年間の出場停止処分を受けている。また、インディアナ・ペイサーズでプレーしていた04年に観客を巻き込む乱闘事件を引き起こし、残りシーズン(73試合)の出場停止処分を言い渡されたロン・アーテスト(現在の名前はメッタ・サンディフォード・アーテスト)は、シカゴ・ブルズなど3球団で15番を着用。父親がつけていた番号というのが理由だが、実際には51番だったようだ。サクラメント・キングス時代に15番だったデマーカス・カズンズも含め、トラブルメーカーが多い感は否めない。  近年はカズンズを筆頭に、アル・ホーフォード(アトランタ・ホークス時代)、デリック・フェイバーズ(ユタ・ジャズ時代)、クリント・カペラ(ヒューストン・ロケッツ時代)など、ビッグマンの好選手が多い。現役最高の15番であるニコラ・ヨキッチ(名ゲッツ)もそう。身長213cmのセンターでありながら自由自在にパスを繰り出し、ロングシュートを軽々と沈める規格外のセルビア人にとって、15番はユースチームの頃から親しんできた番号である。13年のドラフト1位でクリーブランド・キャバリアーズ入りし、15番を選んだアンソニー・ベネットもパワーフォワードだったが、こちらは史上有数の「外れドラ1」に終わった。    ガードでは、ケンバ・ウォーカーがシャーロット・ホーネッツ時代にこの番号で活躍していたが、セルティックスに移った今は8番。ほかに目立った選手もおらず、やはりビッグマンの番号という印象が強くなっている。  欠番入りしていない有名選手を列挙すると、55年にシラキューズ・ナショナルズ(現シクサーズ)のHCを務め、チームを初優勝に導いたアル・サービが、選手兼HCだった49~53年に15番。60年代にオールスターに5度出場したトム・ゴーラ。現役時代も好選手だったが、引退後に2度最優秀エグゼクティブ賞を手にしたウェイン・エンブリー。アーニー・ディグレゴリオはバッファロー・ブレーブス(現ロサンゼルス・クリッパーズ)に入団した74年に、アシスト王と新人王の2冠に輝いた。  近年ではヴィニー・デルネグロ、ヒドゥ・ターコルー、イランの巨人ハメッド・ハッダディなどの名が挙げられる。ジェラルド・ヘンダーソンは父がシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)、同名の息子がボブキャッツ(現ホーネッツ)で着用。アンドリュー・ウィギンズ(ウォリアーズ)の父親ミッチェルや、日系二世のワット・ミサカ(日本名:三阪亙)もこの番号を背負った。 文●出野哲也 ※『ダンクシュート』2015年2月号掲載原稿に加筆・修正。

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