佐々木朗希の獲得は「最優先事項だ」 ドジャース編成本部長が強調「できる限りのことをやっていく」
やはりスター軍団の本気度も高い。 現地時間12月10日(日本時間11日)、ドジャースの編成本部長を務めるアンドリュー・フリードマン氏は、テキサス州ダラスでウインターミーティングに出席。同球団の専門メディア『Dodgers Nation』によれば、ロッテからポスティングでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希について、「我々の最優先事項だ」と強調したという。 【動画】日本人最速の165キロを記録!凄みを増した佐々木朗希のピッチングの映像 現地時間12月9日(日本時間10日)にポスティング申請が受理され、米球界で大きな注目を集めている佐々木。全30球団との交渉が解禁となったが、その中で大谷翔平や山本由伸が在籍するドジャースは、移籍先の本命とされており、その他にパドレスやヤンキース、カブスといった球団が有力候補として挙げられている。 こうした状況を踏まえ、「他のチームも同じだが、できる限りのことをやっていくつもりだ」と改めて球団の姿勢を示したフリードマン氏。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で共闘している大谷、山本に関しては、「彼らの存在が役立つと思う」と話しており、日本選手2人を強みとして考えているようだ。 また、佐々木のポテンシャルについては、「驚くべき才能だ。身体能力が高く、信じられないような速球の持ち主」と称賛。「スプリットがメジャーの平均球種をはるかに上回っており、力を入れているスライダーも本当にいい」「世界最高の投手になりたいと言っており、我々もそうなると信じている」と熱く語っていた。 いよいよ本格的に始まる佐々木の争奪戦。今後もその動向から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]