「個人向け国債」と「定期預金」はどう選べば良い? それぞれのメリット・デメリット【月間ヒット記事】
「定期預金」と「個人向け国債」を両方利用するのも手
ここまで、定期預金と個人向け国債、それぞれの特徴とメリット、デメリットをお伝えしてきました。 良さや注意点はそれぞれ異なりますので、リスクを避けて少しでも増やしたい場合は、「定期預金(ネット銀行や地方銀行のインターネット支店など金利がやや高めのところ)」と、「個人向け国債変動10年」を併用するのも良いと思います。 ただ、個人向け国債は、定期預金に比べるとルールが少々難しいと感じるかもしれません。まずは1万円などで購入してみて、半年後に利子を受け取るところまで経験したうえで、購入額を増やすかどうかを検討するのもよいでしょう。実際に利用してみることで、「自分の使い方に向いているかどうか」など、気づきがあると思います。
西山美紀(マネーコラムニスト)