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岐阜のフレンチ追求 次代担う「フォーカスシェフ」選出

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岐阜新聞Web

 全国各店でフランス料理を特別メニューやお得な料金で楽しむイベント「ダイナースクラブ フランスレストランウィーク2020」(同事務局主催、在日フランス大使館特別後援)が10月14日まで行われている。参加540店舗の中から、次代を担う15人の「フォーカスシェフ」に、岐阜県可児市土田のレストランLiliane(リリアーヌ)の大脇有人(ゆうじん)さん(40)が選ばれた。今年10年目を迎えた同イベントで、県内からのフォーカスシェフ選出は初めて。  大脇さんは、09年に同店シェフに就任後、半径100キロ圏内の食材を使う地産地消を進めて「岐阜ならではのフランス料理」を追求してきた。「『今、ここにあるものを食べる』ことが食文化。身近な食材でその土地の味を表現し、地元で循環することがレストランの存在意義だと思っている」。地元産の野菜のほか、シカやイノシシなどのジビエ料理も提供。ドリンクにも長良川サイダーや東白川村産トマトジュース、地酒などのご当地飲料が並ぶ。「岐阜にはいい食材がたくさんあるがその価値に気付かれない場合も多い。それを再発見し、発信していければ」と語る。  今回のイベント用メニューにも、県産食材を生かしたコースを用意した。揖斐川町産の鹿肉を使った豪華な前菜「鹿のパテ・ド・カンパーニュ フォアグラポワレ添え」や、東白川村産バターナッツカボチャのスープなどが味わえる。「本日の海の料理」やメインの肉料理「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」には、地元産の旬の野菜などが添えられ、魚や肉の味を引き立てている。デザート「ミルフィーユ・プラリネ」には、可児市産ほうじ茶のアイスも使われている。「この機会にフランス料理をもっと知ってほしい」と、パテやポワレなどフレンチらしいクラシックなメニューにした。  木曽川沿いにたたずむ店内の窓からは、雄大な景色を一望でき、料理にさらなる"隠し味"を加えている。大脇さんは「フランス料理は格式高いというイメージがあるかもしれないが、気軽に来てほしい。大切な人と楽しい時間を過ごして、レストランという場所の良さを改めて知ってもらえたら」と話している。  ランチ、ディナーともに5千円(税込み)で要予約。予約、問い合わせは同店、電話0574(25)1159。

岐阜新聞社

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