標津川で「流された」男児が死亡 通報から3時間後に下流で発見
23日午後3時55分ごろ、北海道中標津町丸山2の中標津大橋付近の標津川で、通行人の夫婦から「男の子が川に流された」と警察に通報があった。男児は小学校低学年ほどとみられ、警察や消防が捜索したところ、約3時間後に下流で意識不明となっている同年代の男児を発見。搬送先の病院で死亡が確認された。 道警中標津署や消防によると、夫婦は通報前、中標津大橋付近を1人で歩く男児を見かけて声をかけた。一度は通り過ぎたが、心配になって戻ったところ、橋の下流で男児が溺れていたという。署は身元の確認を進め、当時の状況を調べている。発見時に目立った外傷はなかった。【谷口拓未】