1年2カ月ぶりの国際試合…U-24日本代表vsU-24アルゼンチン代表について知っておきたい6つのこと
U-24日本代表は26日と29日に行われる『SAISON CARD CUP 2021』でU-24アルゼンチン代表と対戦する。26日の試合は『東京スタジアム』で19時からキックオフ。東京オリンピック開幕が迫る中、どのような戦いを見せてくれるのか。ここではU-24アルゼンチン代表の情報を中心に、知っておきたい6つのことを紹介する。
■1年2カ月ぶりの国際試合
U-24日本代表にとって、今回の親善試合は東京五輪に向けた貴重な強化の場だ。彼らが国際試合を戦うのは、2020年1月のAFC U-23選手権以来、1年2カ月ぶり。新型コロナウイルスの影響で昨年3月と同7月に予定されていた試合はすべて中止になったため、五輪代表チームとして試合に臨むのは久々のことになる。南米勢と対戦するのも、2019年に日本で行われたコロンビアとの親善試合以来。その試合は消化不良のまま0-2で敗れている。五輪本番まであと4カ月を切る中、選手個々のアピールはもちろんのこと、チームとしての成熟度を高める絶好の機会となるだろう。
■南米王者のアルゼンチン
U-24アルゼンチン代表は東京五輪出場をかけた南米予選で優勝。ブラジルやウルグアイを抑えて王者に輝いた。2004年のアテネ大会と2008年の北京大会では五輪連覇を達成。5年前のリオ・デジャネイロ大会はサッカー協会内のゴタゴタで満足にメンバーが集まらず、グループステージ敗退を余儀なくされたが、リオネル・メッシらを擁するA代表同様、五輪代表も圧倒的な成績を残している。金メダル奪取を目標に掲げている日本にとっては、格好の相手と言えそうだ。
■アルゼンチンは新ユニフォームでプレー
U-24アルゼンチン代表にとっても、今回の日本戦は久々の試合になる。南米予選の最終戦となった昨年2月のブラジル戦(0-3で敗北)以来のことだ。そんな彼らは、この試合で新ユニフォームを着用する予定。今月22日に発表された新デザインは伝統の水色と白のストライプ柄が採用される一方で、ブルーのストライプ部分はアルゼンチンの各州の地形が3つの異なるカラーで表現されている。A代表の選手たちも同じユニフォームを着用するが、U-24代表の試合で初お披露目となる。