韓国・ソウルで流行「わら焼きカルビ」 香ばし~いグルメが名古屋に上陸!
日本ではカツオのタタキの調理法として知られる“わら焼き”ですが、韓国・ソウルでは今、カルビのわら焼きが人気を集めているそうなのです! そこで、中京テレビ「キャッチ!」は、“わら焼きカルビ”が名古屋で食べられる、ちょっと珍しい韓国グルメのお店に向かいました!
香ばしい風味がクセになる…大きな骨付きカルビをわら焼きで堪能!
中京テレビ「キャッチ!」が向かったのは、金山駅から徒歩3分、6月にオープンしたばかりの「藁焼きカルビHiRAKU 金山本店」です。 厨房を覗いてみると、豪快な炎で骨付きの大きなお肉を炙っていました。これが今、ソウルで人気を集める“わら焼きカルビ”。備長炭で焼いたウデカルビ(肋骨の肉)をわら焼きにしたものです。
来日34年、ソウル出身の料理長・鄭泰俊(ジョンテジュン)さんによると、韓国では昔から肉や海鮮をわらで焼いて臭みを取り、香り付けする調理法があったのですが、最近、わら焼きのお店が見直されていて、ソウルでは次々と新しいお店がオープンするほど人気を集めているといいます。
日本ではあまり流通していない大きな骨付きカルビをわら焼きで提供している、このお店。わらで焼いたお肉をそのまま食べてもおいしそうなのですが、ここではお客さん自身が鉄板で好みの焼き加減に焼いてから食べるそうです。鉄板で焼くことで、お肉と一緒に鉄分も吸収できます!
さらに、つけダレにも一工夫! しょうゆダレ、味噌ダレ、ワサビの3種類に加え、ニンニクとレモンを合わせたオリジナルのタレも用意。レモンの酸とニンニクの成分が反応した鮮やかな緑色のタレが食欲をそそります!
せっかくなのでオリジナルのタレでわら焼きカルビを食べてみると、口に入れた瞬間にわらの香ばしい香りがフワっと鼻に抜けていったあと、ニンニクのガツンとした味が舌に広がる、後を引くおいしさでした!
肉が回る!踊る! 珍しい調理器具で作っていたのは…?
こちらのお店で目を引くのは、わら焼きカルビだけではありません! 厨房にお邪魔すると、クルクルと回転しながら何かを焼いている金属の籠のようなものがありました。 これは「トンドリ」という調理器具。トン=箱や籠、ドリ=回転で、日本語で言うと「回転籠」という意味になります。韓国ならではの珍しい調理器具で、スライスしたお肉を自動で均一に焼くことができるのです。