太平洋側は11日（水）も乾燥した晴天 週後半は全国的に寒い 13日（金）の関東は雲多く
太平洋側はきょう（火）午後も晴れて、空気の乾いた状態が続く見込み。火の取り扱いに注意すると共に、手肌の乾燥対策が必要だ。日本海側も所々で晴れ間はあるが、北陸を中心に天気が変わりやすい見通し。新潟の中越と上越は、夕方まで土砂災害に警戒が必要となる。
冬の天気分布
きょう（火）も、太平洋側は日差しのぬくもりは十分にあるが、陽が傾くと空気の冷たさが前面に出てきそうだ。日本海側はきのう（月）より晴れ間の出る所があるものの、北陸を中心に大気の状態が不安定で、急な雨や落雷、突風に注意が必要となる。降水量が多くなっている新潟の中越と上越は、夕方まで土砂災害に警戒が必要だ。
なお、北日本の日本海側は今夜から雪の範囲が広がり、あす（水）にかけてふぶく所がある見込み。北陸はきょう（火）より雨や雪の降る時間が長くなり、風が冷たくなりそうだ。午後は西日本の日本海側でも、次第に雨や雪の範囲が広がる見通し。12日（木）は日本海側で広く雪や雨となり、晴れる太平洋側を含めて寒くなりそうだ。
13日（金）は太平洋側も雲が広がり、沿岸部で冷たい雨が降る見込み。東京都心は日中も寒い状態が続くので、服装や体調管理に注意が必要となる。週末は寒気の南下で、日本海側を中心に雨や雪となるが、西日本の太平洋側や東海も、風に乗って雲が流れ込みやすくなりそうだ。山沿いは雪の降る所があるため、車の運転などは注意が必要となる。 （気象予報士・高橋和也）
