高校生が運営「GIFUSHO」 事業引き継ぎ、新体制に
県立岐阜商業高校の生徒が運営している株式会社「GIFUSHO」が新体制となり、3年生はネットショップでの新商品販売開始を最後に、事業を後輩に引き継ぎました。 「GIFUSHO」は、全校生徒が株主となって商品開発から販売まで取り組む株式会社で、2016年2月に設立されました。 部活動の「LOB部」を中心に運営され、3年生が中心となって実際の仕入れや企画販売を通じて、企業活動や経営を学んでいます。 ネット販売サイト「GIFUSHOっぷ」を運営するIT推進事業部は今年度、ウェブサイトの運営方法や商品の撮影技術を専門家に学び、企業との取り引きや仕入れ、販売サイトでの特設コーナーの設置など試行錯誤しながら取り組みました。 ※馬渕純さん 「仕入れや販売方法について相手の企業の方と話す部分があり、そこがいつもと違う部分でした。自分たちだけで出来たことではないが、こういった岐阜の良いものをたくさんの方に知ってもらえたらと思う」 IT推進事業部の3年生は女性の視点を取り入れた商品「ぎふ女のすぐれもの」8点の販売を開始し、2年生に事業を引き継ぎました。
※山口温人さん 「自分たちでホームページを一から作って、商品を販売するという経験は、今後にすごく役に立つと思う。一つひとつの作業を丁寧にしないと、些細なことでクレームが入ったり、お客様の対応が難しくなったりするので、(後輩たちには)細かいところまで注意してやっていってほしい」 ※「GIFUSHOっぷ」代表 橋本空さん 「最初は何をしていいのか分からず、ただただ通常業務をしていたが、商品を自分たちで作ったり、販売したりすることによって、どんどん商品に愛着がわいて、売るということがとても楽しくなりました。商品に愛着を持って取り組めば、販売などが楽しくなってくるので、(後輩たちには)楽しんでやってほしい」