上武大の岩本がプロ志望/関甲新学生
関甲新学生野球リーグの上武大・岩本淳太投手(3年)が7日、群馬県伊勢崎市の上武大野球場でプロ志望の意思を明らかにした。 広島・広陵高3年夏、中村奨成捕手(現広島)中心に甲子園準優勝の主将で、けがと手術で高校から昨秋まで実績はないが、高1で最速148キロを投げた右腕は、「痛みは全くなくて、球速は146キロまで戻っている。この春から、実戦的な投球に入っていきたい」と目を輝かせる。 上武大には、昨秋に4年生でリーグ戦にデビューし、阪神にドラフト3位で指名された右腕・佐藤蓮投手の前例があり、厳しい練習とトレーニングで182センチ、86キロとたくましくなった岩本も最上級生となる4年からの登板でプロへの道を切り開いていく闘志をあらわした。 谷口英規監督は、8日からの練習再開を前に「球の質、特にベース板上で強い球で打者を詰まらせるのがいい。あとは登板経験と制球」と、課題を挙げ、成長を楽しみにしている。